日本全国で急速に整備が進んでいる「無料の公衆Wi-Fiスポット」。外国人観光客向けが中心とも言われてはいますが、せっかく用意されているサービスを利用しないのはもったいない(MOTTAINAI)!
・京都・大阪・神戸・岡山・広島・福岡・熊本・鹿児島
そこでタブロイドでは、関西から九州まで、主要8都市の自治体が提供する「ご当地Wi-Fiサービス」を巡ってきましたよ。全て実際に接続テスト済みなので、これさえ読めば、皆さんもすぐに無料Wi-Fiを活用できちゃいます。
関西地方 編
京都(KYOTO Free Wi-Fi)
一大観光地だけあって、Wi-Fiアクセスポイントが非常に多い京都市。3パターンの接続方式がありますが、いずれも無料で利用できます。一部の接続ではメールアドレスの登録さえ一切不要という手軽さも特徴です。
大阪(Osaka Free Wi-Fi)
大阪圏の広域をカバーする「Osaka Free Wi-Fi」は、接続回数無制限(30分ごとにリセット)と、1日あたり15分×4回の制限つき「Lite」版の2つの接続方式。近郊の加盟店で利用できる特典サービスも併せて提供されるなど、買い物客にもメリットがありそうです。
神戸(KOBE Free Wi-Fi)
外国人観光客向けの「ゲストカード」配布で話題となった神戸の公衆Wi-Fiサービス。上の記事では、日本語の設定ページ経由で利用する手順をガイドしています。神戸エリアに3,000カ所以上のアクセスポイントを展開する便利なサービスだけに、活用しない手はありませんね。
中国地方 編
岡山(おかやまモバイルSPOT)
アクセスポイント数こそまだ多くないものの、公衆Wi-Fiとしては快適な接続速度と、一応の通信暗号化がなされている、ご当地Wi-Fiではちょっと珍しいサービス「おかやまモバイルSPOT」。図書館や公共施設で利用できるので、地元の人には便利なサービスとなりそう。
広島(Hiroshima Free Wi-Fi)
こちらもメールアドレスのみで手軽に利用登録ができる、広島の無料Wi-Fiサービス。今後アクセスポイントが、主要な観光地やスタジアムに広がってくれれば、観光客にとって非常に利便性の高いサービスになることでしょう。
九州地方編
福岡(Fukuoka city Wifi)
JRや地下鉄の駅、空港といった交通機関から、博多、天神といった福岡の主要な商業エリアにかけてアクセスポイントを設置している福岡市のWi-Fiサービス。たいてい駅改札付近にはなんらかのWi-Fiがあるというのも、都市部では当たり前になりつつあります。
熊本(くまもと無料Wi-Fi)
熊本の無料Wi-Fi「くまもと無料Wi-Fi」で特筆すべきポイントは、走行中の車内でも途切れずにWi-Fi通信ができる観光周遊バス「しろめぐりん」の存在。他所と比べても、アクセスポイント数こそ多くはないですが、観光客にとって利便性が高いサービスです。
鹿児島(Kagoshima City Free Wi-Fi)
まだスポットは多くないものの、九州新幹線の終点である鹿児島中央駅および、鹿児島駅付近といった交通の要所、桜島の一部にもアクセスポイントが存在する「Kagoshima City Free Wi-Fi」。無料Wi-Fiの利用登録画面から直接エリア検索ができたり、独特で便利な機能があります。
西日本にある無料の「ご当地Wi-Fiスポット」事情、いかがでしたか? 地元の人も、旅行や帰省で立ち寄った人も、せっかくのサービスですので上手に活用してみてはいかがでしょうか。
ご注意: ここでご紹介したサービスの一部は、Wi-Fiが暗号化されていないため、通信が盗聴・傍受されるおそれがあります。クレジットカード情報や個人情報を伴う通信には細心の注意を払うようお気をつけください(Wi-Fi暗号化の関連記事はコチラ)。