スマホもいいけどリアルもね。
新年になりました。今年は日程もよく、年末年始の連休は長めの人が多いはず。帰省、旅行先で新年を迎えた方も多いでしょう。
一方で、家で寝正月の方は、ついついスマホを触りすぎていないでしょうか。触りたくなる気持ちは分かりますが、どうせ年中使っているのだからこんなときくらい「スマホ断食」をしてみませんか?
兄弟メディアの「cafeglobe」に「スマホ断食」に関する記事がありましたのでご紹介しましょう。
以下、「cafeglobe」より転載:
今や、わたしたちの生活に欠かせない存在であるスマートフォン。
働く大人の女性にとって、早いレスポンスと最新の情報へのキャッチアップはマストです。通勤中はもちろん、誰かとのおしゃべり中でも、食事中でも、ベッドの中でも、いつもメールやSNSをチェックせずにはいらません。
海外サイトの「iDigitalTimes」によると、スマホユーザーは1日になんと平均110回以上もスマホをチェックするんだとか。「自分はそんなに見ていない」と思いがちですが、「1時間で5回弱」と計算してみると、たしかに知らず知らずのうちにそれくらいはチェックしているかもしれません。
スマホ断食できるアプリ
そんな「スマホ断食」が必要な人たちのためのアプリがあります。
まずは、日本の会社が開発したiPhone用ゲームアプリ「Mr.Offlime」。このアプリを立ち上げている間は、メールもフェイスブックもチェックできなくなります。「ネットの世界のことは忘れて、自分の周囲のリアルな世界を楽しもう」というのがコンセプトです。
スマホを使わずにいればいるほど、ゲームのキャラクターである「ミスター・オフライム」が昼寝や散歩を楽しんで、さらに得点が貯まっていきます。これなら楽しみながら「スマホ断食」ができそうです。
また、自分がどれくらいスマホを使用したか教えてくれるアプリもあります。それが「Moment」というiPhone用アプリ。こちらは、あらかじめ1日の上限時間を自分で設定しておくと、制限時間に近づいたときに警告してくれるというもの。
スマホ断食をスマホで行う、というユニークなアイデアのアプリたち。自分が使った時間、使わない時間を知ったり記録するのは、なかなか面白いです。それでも、スマホを使わない時間自体をスマホで作り出すというのは、やはりデジタル中毒ということなのかもしれません。
(田上晶子)
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