メールの着信やアプリからの連絡を表示すしてくれる、スマホの「通知」機能。便利なものですが、通知って溜まりすぎると確認がおっくうになってしまいます。
また、通知はワンタッチで消せますが、たくさんの通知をサクサク消しているとちゅうに、うっかり残しておきたい通知を消してしまう、なんてもとも。通知を消去してしまっては後からどんな通知だったのかを知るすべはありません。
『Past Notifications』は通知をリストで保存してくれるアプリです。たとえ「ついウッカリと」通知を消したとしても、通知内容をすべて保存しておいてくれるので、後から確認すできます。
アプリの利用開始時はサービスをオンに
このアプリを初めて使うときは、スマホの「ユーザー補助」設定でアプリの機能をオンにしておく必要があります。
スマートフォンの本体設定から「ユーザー補助」の項目を探して「Past Notifications」をオンにすることを忘れずに。この操作を忘れると通知内容は一切履歴に残らないので覚えておいてくださいね。
また、履歴として記録することができるのは、『Past Notifications』をインストールして、機能をオンにしてからです。昔の通知履歴は記録できませんのでご注意。
ほんとになんでも記録する。これなら「後で確認しよう」でも安心
通知は事細かに記録されています。通知があったアプリとその内容、通知を受信した日時までそれこそ詳細に。時系列で通知を保存してくれるので、見やすいのも特徴です。
通知項目をタップすると、通知内容の詳細を表示してくれます。通知領域で確認できなかった、見切れてしまっていた内容もしっかりと記録してくれているので、改めて確認するときに全文がわかるのでとても便利。むしろ、このアプリの方が内容を把握しやすいです。
アプリごとに分類することも可能
通知履歴をアプリごとに分けることもできます。通知の履歴が多くなってきたら、時系列順よりもアプリごとに確認する方が使い勝手としてはいいかもしれません。
アプリ別の履歴表示に切り替えると、通知件数の把握もできます。アプリアイコンをタップすれば、そのアプリの通知を時系列で表示してくれます。内容をタップするともちろん詳細表示も可能です。
なんでも記録しちゃうからそれが大変なことにも...
履歴はすべて記録してくれるからとても便利ですが、知っておかないと履歴が大変なことになる場合もあります。たとえばスマートフォンの再起動時など、SDカードのスキャンが実行されると、どうでもいい履歴が並びます。
さすがにこんな履歴は必要ないです。通知が必要ないものは「無視リスト」に設定しておいてあげましょう。
履歴不要な項目を長押しするとメニューが表示されるので、【無視リストに追加】をタップしてあげればOKです。
無視リスト入りしたアプリは通知がきても履歴には残りません。このあたりは実際に使用してみて、履歴が必要なものとそうでないものを判断していくといいでしょう。
大事な通知だったのに、誤って消去してしまった内容に限って思い出せない。後悔してしまう前に保険としてインストールしておいて損のないアプリだと思います。