盗み盗まれ、お縄になる。
彼女のスマホが盗まれたので盗み返したスマホが偶然にも彼女のもので、気付かずに勝手に売却しようとした男が逮捕されました。中国メディアの新藍網が伝えています。
何を言っているのかよくわからないかもしれませんが、一文でまとめるとどうしてもこうなってしまいます。何一つウソはついていません。
一体どういうことなのか、本件を日本語で解説しているナリナリドットコムによると、以下の様な流れとなります。
盗まれたら盗み返す! Buy返しだ!
ある日、中国で19歳の女性が、買ったばかりの「iPhone 6」を盗まれてしまいました。このことを彼氏に話したところ、彼氏は「大丈夫だ、俺がどこかで盗み返してきてやる!」と言ったそうです。
「新しいのを買ってきてやる」じゃなくて、「盗み返してやる」って...。確かに彼女は被害者ですが、だからといって盗んできていいという道理にはなりません。
一見すると義賊っぽい話に見えなくもないですが、明らかにそこに義はありません。ただの賊です。
盗んだら 売ってしまおう スマートフォン
そしてこの彼氏、自分の同僚が「iPhone 6」を持っていることに気づき、見事(?)盗み出すことに成功します。盗んだ「iPhone 6」は、無事彼女の手に渡ることに...なると思ったら大間違いだ! ここからが本番だぜ!
なんと、盗んだあとで気が変わり、売り払って自分のお金にしようと企てたのです。あまり乱暴なことは言いたくないのですが、こいつ頭おかしいんじゃないでしょうか。
「iPhone 6」を売却しようと中古ショップに訪れた彼氏でしたが、挙動が怪しかったため警察に捕まってしまいました。実に、賊らしいあっけない最後と言えます。
そして同僚も捕まった...
しかし、この話はこれで終わりません。なんと、彼氏が同僚から盗んだ「iPhone 6」は、もともと彼女のものだったことが判明します。
そう、この同僚、男の彼女から「iPhone 6」を盗んで使っていたのです。結果、この同僚もまた捕まりました。
つまりこの事件、以下のようになります。
うーん、嫌な三角関係ですねー。昼ドラの主人公には、なれなさそうです。
私はこういった事件の記事はいつも、教訓を込めて「皆さん、○○なようにしてくださいね」と締めるようにしているのですが、本件に関しては皆さんに注意していただくことは何一つとしてございません。どうぞ、ほんわかとした気持ちで、ブラウザの「戻る」ボタンを押してください。
女友手机被盗 男友偷了回来[新藍網 via ナリナリドットコム]
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