エアコンをつけても寒いなら、扇風機を使いましょう
意外なものが、意外な時期に役立ちます。
ここ数日、とても寒い日が続いてますね。おかげでエアコンの設定温度が上がり、電気代がかさみそうな家庭も多いでしょう。
特に、部屋の構造上やむを得ずエアコンの風が当たりにくい位置に座っていると、かなり設定温度を上げないと暖かくなってくれません。無駄な電気代を使っているなー...と感じますよね。
そんな時に役に立つのが、扇風機です。冬に扇風機？ と思われるかもしれませんが、これがかなり効果的なんです。
冬の扇風機の使い方
もちろん、扇風機といっても、体に直接当てるわけではありません。それでは、寒くなるばかりです。
正しい使い方は、扇風機をエアコンに直接向けること。つまり、エアコンの風と扇風機の風をぶつければOKです。
通常、暖かい空気は、上にたまっていってしまうもの。しかし、エアコンに向けて風を放つことで、暖かい空気が部屋全体に行き渡るようになるのです。
特に座椅子や座布団などで床に直接座っている場合、冷えやすい足元まで暖かさが来てくれるようになります。実際にやってみれば、効果をかなり実感できるはずですよ。
効果的な置き方としては、扇風機の風がエアコン自体に直接当たるよりも少しだけ下を向けると良いと思います。少し向きを変えるだけでも差がでますので、いろいろな角度で試してみてください。
ちなみに、エアコンと扇風機では、消費電気にかなりの差があります。これでエアコンの温度を下げられれば、月の電気代は大きく下がるはずですよ。
できればサーキュレーターを
なお、今回は「扇風機」としましたが、できればサーキュレーターの方がより効果があるようです。サーキュレーターとは、下画像のような形のもの。
扇風機は体に直接当てるものであり、風を広く飛ばします。一方、サーキュレーターエアコンの暖かさや涼しさを拡散することを目的としており、風を一直線に飛ばという仕組み。
夏の冷房でも節電に役立ってくれますし、扇風機がないならぜひこの機会にどうぞ。