ゼイタクの極みというか、ムダの極みというか...。
さあ、本日も遠い世界のお話の時間がやってまいりました。本日ご紹介いたしますのは本記事冒頭画像、4億2000万円の「iPhone 6」でございます。
商品名は、「Luxury Gold iPhone 6 Diamond Ecstasy Limited Edition」(ラグジュアリー・ゴールド・アイフォンシックス・ダイヤモンド・エクスタシー・リミテッドエディション)。名前だけですごそうですね。噛みそう。
これは、スマホなどのガジェットを金属や宝石でアレンジする英国のメーカー、Goldgenieの商品。表面を純金で加工したあと、ダイヤモンドをちりばめて作られています。
全体像は、以下の動画にてどうぞ。
すべて特注品です
本商品は、表面の加工材質やちりばめる宝石の種類や量などを、発注者が決められます。加工材質は純金・プラチナ・ピンクゴールド、宝石はダイアモンド・サファイア・トパーズなどなど、ほか多数。
材質や宝石の量によって値段が変動するようになっており、一番安い仕上げなら1万ポンド(約180万円)から発注できます。その逆に、最も高い仕上げにすると、230万ポンド(約4億円2000万円)まで上がるという仕組み。
完成後は、高級な箱も一緒についてきますよ。
...「携帯電話を高級な箱にしまう」という発想、何かおかしいと思ったのは私だけでしょうか。天国のジョブズが、あきれてなければよいですが。
なお、Goldgenieのある英国以外で発注すると送料がかかるとのことですが、もう送料なんて誤差の範囲だろ! 数百円の買い物だってアマゾンは送料無料だぞ! 何かよくわからない憤りを感じます。
もっと高い「iPhone」
しかし、世の中は広いものでして、過去にはもっと高い「iPhone」がありました。それがこちら、8億円の「iPhone 4S」です。
こちらも同じく純金のメッキに、ダイヤモンドをふんだんにちりばめて作られています。使われているダイヤモンドの数や質で、差がついたのでしょうか。
高ければいいってもんじゃありませんが、資産が兆の台とかになるとこういう方向に走りだしてしまうものなのでしょうか。人間の欲深さは、闇ですね。