今週の「おは用語」では、電子マネーや携帯電話での決済の仕組みについて解説してきました。特に交通系電子マネーは最近ちょっとしたブームの予感もしています。基本的なことは、このまとめ記事できちんと押さえておきましょう。
すっかり普及した「かざすだけ」電子マネーの仕組み
交通機関の乗車券から、コンビニ等でのちょっとした買い物まで、「ピッ!」とかざすだけでOKの『非接触通信(ICカード)』がすっかり一般的になりました。
その多くはソニーが開発した『FeliCa』という仕組みを採用していて、カード型や、携帯端末の「おサイフケータイ」といった様々な場面で利用されています。社員証や学生証にこうしたシステムを取り入れているところもありますよね。
使える場所が多いのはやっぱり交通系?
さて、いまや代表的なのは「SuiCa」に代表される交通系電子マネー。駅はもちろん、コンビニなど利用できる場所の多さでも一歩抜きん出ている感じがします。しかし住んでいる場所や生活スタイルによっては「nanaco」「WAON」といった流通系電子マネーも便利に利用できますよ。
また、「おサイフケータイ」を活用すれば増えがちなカード類をギュッと減らせますよね。
解説記事1: どんだけあるの〜? 全国の交通系電子マネーをまとめてみた
解説記事2: どれ使ってる? 電子マネー&おサイフケータイまとめ
ポストペイ(後払い)のことも知っておこう
電子マネーの多くは、先払いしてチャージする「プリペイド」方式ですが、一部にクレジットカードのような後払いの仕組み「ポストペイ」を採用しているものもあります。スマホからアプリストアを利用する際などの「キャリア決済」も一種のポストペイですね。
ちなみにキャリア決済と、各キャリアのオンラインストアを組み合わせることでiTunes Storeでの購入をポストペイ化するテクニックもあります。
1円玉の生産に影響が出たと言われるほどの勢いで普及が進む、小銭不要の電子マネー。上手に使いこなして毎日の暮らしをスマートにしていきたいですね。
それでは来週も一週間、スマートに!
ナビゲーター: 渡邊ちこ(notall)[公式プロフィール/Twitter]