いつでも払えるからって、あと回しにしちゃダメ!
スマートフォンを分割払いで買ったとき、その通信料の支払いを3ヶ月以上とどこおらせると、クレジットカードやローンの審査が通らなくなることがあるそうです。日本政府が、広報ページにて注意を呼びかけています。
新しくスマホを買うとき、多くの人はローン払い(分割払い)を選ぶことでしょう。毎月、通信料とローンの両方を払うことになりますが、ほとんどの場合「購入サポート」などの割引サービスで、ローンぶんのお金が通信料より値引かれますからね。
ただし、このとき値引きされているのはあくまで「通信料から」であって、ローン払いしているスマホ本体の代金からじゃありません。通信料を払い忘れると、あわせてローン払いも遅れてしまうことに。
その結果、ローンを組んだクレジット会社に「この人はローンの支払いが遅れた」という記録が残ってしまうわけです。
日本政府があわせて公開した資料によると、平成22年12月には92万件だった滞納契約の件数が、平成24年12月には204万件にまで増えたそうです。
また、子供の名義で契約して親が支払うというケースの場合、クレジット会社には「子供が滞納した」と記録されてしまうのだとか。
毎月の支払いを、口座引き落としかクレジットカードにしていればまず起きる話じゃないですが、コンビニ払いなどにしている人はご注意を。
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携帯端末代を分割で支払っている場合の滞納にご注意ください あなたの信用情報に傷がつくおそれがあります[政府広報オンライン]
(金本太郎)