3月に入り、いよいよ年度末。もうじき新入社員たちが入ってきて、職場にも新たな活気があふれるのではないでしょうか。さて、そこで日常生活では見かけないビジネス機材について説明する機会が増える上司の方もいるのでは?
今朝は会議やプレゼンでよく使われる「プロジェクタ」について簡潔にまとめてみましょう。
「そんなの自分で調べろ!」と突き放しちゃったり、長々と回りくど〜い説明になってしまうと、若い世代からのアナタの印象はマイナスになっちゃいます。シンプルに要点を伝えるためのきっかけとして、この記事を活用してみてくださいね。
いまの主流は「液晶プロジェクタ」です
プロジェクタは、機器自体で映像を表示するのではなく、離れたスクリーンに投影するための装置。古くからある、透明シートやフィルムの図柄を映すもの(OHP=オーバーヘッドプロジェクタや、スライドプロジェクタ)から最近主流のパソコン画面を表示するものまで、強い光をスクリーンに投射することから、周囲の明るさが暗めであるほうが好ましいです。
参考: エプソンのビジネスプロジェクター製品ページより
現在ビジネスの場面で主流なのは液晶プロジェクタ。パソコンやスマホの画面と同様の仕組みの液晶パネルを使いながら、非常に明るい光源となるランプを用いて映像をスクリーンに投影します。
仕組み上、どうしても使用中は本体が高熱になったり、ランプが切れたら交換する必要があったりすることには注意が必要。また、スクリーンとの位置関係によってピントや歪みの調整が必要になりますよ。
仕組みより、まずは「つなぎ方」が大事かも?
プロジェクタに不慣れだと、パソコンとの接続方法でつまずいてしまうケースも見受けられます。特に客先などで普段と違う機種だと思わぬトラブルに見舞われることも多いですね。
そんな時のために、プロジェクタに備え付けられている映像入出力端子の種類をキチンと把握しておきましょう。種類によっては出力できる解像度に制限があったり、音声も同時に出力できたりと、できることに大きく差が出てきます。
また、最近ではスマホやタブレットからの出力にも対応するためか、USB等の端子を持ったプロジェクタもあります。上手に使いこなしてビジネスに活かしていきたいですよね。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
Photo by Thinkstock/Getty Images