やはり京セラ、スマホ界のダークホース...!
スマホのバッテリー持ち時間が足りないなら太陽電池を使えばいいと言われて久しいですが、ついに「ソーラーパネルスマホ」がお目見えしたようです。京セラがプレスリリースを発表しました。
まさか、第一号を出すのが京セラとは。相変わらず、独創的なアイディアで勝負していますね。
ベースは「トルク」
ITmediaニュースによると、この太陽電池搭載スマホは、京セラの超タフネススマホ「Torque」(トルク)がベースになっているということです。頑丈で太陽光発電もできるという、サバイバルな仕上がりになりました。
なお、「トルク」自体については、以下の記事をご覧ください。凍らせても洗濯機に入れても壊れない、不死身みたいなスマホです。
まだ試作段階...
さて、本スマホは、スペインのバルセロナで開催されている電話関連商品の展示会、「MWC」(モバイル・ワールド・コングレス)で発表されました。今回展示されているのはプロトタイプ、いわゆる試作品です。
どのぐらい試作品かというと、2時間太陽光に当ててしか5分通話できません。Engadgetのレポートによります。
うーん、さすがにこれは、まだ不十分と言わざるを得ません。今後は性能を向上させ、実用化を目指していくということです。
だいぶ改善されてきているとはいえ、やはりまだ心もとないスマホのバッテリー。いずれ太陽電池の性能が向上して、バッテリー持ちを気にする必要がなくなってくれるといいですね。
Sunpartner Technologiesと京セラ 業界初となる高耐久スマートフォンのソーラーチャージ・プロトタイプを披露[プレスリリース]
京セラ、ソーラー充電できる「TORQUE」ベースのスマートフォンを開発[ITmediaニュース]
太陽光で充電するスマートフォン、京セラがMWC出展。直射日光下に2時間で5分間の通話が可能[Engadget]