話題沸騰の「Apple Watch(アップルウォッチ)」のおかげもあってか、身につけられるデジタル機器「ウェアラブルコンピュータ」における台風の目となっているのが、腕時計型の『スマートウォッチ』ですよね。
今年のマストバイアイテムである「要買いウォッチ(ようかいウォッチ)」ことアップルウォッチをはじめ、スマートウォッチって何ができるモノなんだろう...なーんて疑問を解決しちゃいましょう!
必ずしも単体で使えるモノではない
まだ発展途上で統一された定義のない「スマートウォッチ」。いくつかのメーカーから見た目やOS、できることが異なるモデルが発売されていますが、その多くに共通しているのが「スマホ等と連動することが前提で、単体では真価を発揮しない」ということ。
多くのモデルをすでに入手できるのが、グーグルの「Android Wear(アンドロイド ウェア)」を採用したスマートウォッチたち。その名の通り、Androidスマホと無線接続して「OK、グーグル」の掛け声で音声検索をしたり、天気やスケジュールをチェックしたりできます。しかし、これらもスマホから情報を受信してこそのアイテムです。
ちなみにタブロイド編集部で1ヶ月ガッツリとAndroid Wearウォッチ「ASUS ZenWatch」を利用してみたレポートが上の記事。スマホのセカンドスクリーンとして利用する「割り切った活用法」を提案しています。グーグルではさらに、この Android Wear を iPhone や iPad といったiOS機器に対応させる方針だという情報もあり、いよいよスマートウォッチ競争が白熱しそうな予感。
気になる「要買いウォッチ」、Apple Watch!
ところで、いま最もホットな話題にして、絶対手に入れたい「要買いウォッチ」なのは、なんといっても『Apple Watch』ですよね。
思えば正式に発表されたのは2014年9月のこと。それから半年待っただけあって期待度が大きく高まっていますが、当時の発表での内容を要約した以下の記事で、もう一度アップルウォッチの基本をおさらいしておきましょう。
当時の要約記事: 忙しい人向け。1分でわかるiPhone 6とApple Watch
変わり種モデルもチラホラあり...?
比較的早い段階から日本市場に上陸していたスマートウォッチとしては、サムスンの「Galaxy Gear」などがあります。使いやすさは別として、腕時計タイプでカメラ内蔵なのは現在でも比較的珍しいですね。
また、単体でスマホと同様のフル機能を利用できる、ウェアラブルなAndroid端末というものも近いうちに登場すると見られています。こうした変わり種の登場も楽しみです。
バッテリーの持ちが良くないとか、まだ洗練されていない部分を指摘されることもあるスマートウォッチですが、いつの間にか誰もが身につけている定番グッズになっているかもしれませんよ。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
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