フェイスブックは先日、利用規約の一部である「コンテンツ規約」の改訂を行ったと発表しました。アカウントを作る際にこうした規約をキチンと読んでいないない...なんていうユーザーは特にご用心。
やや曖昧な内容の項目もあるものの、ここでは「法執行機関への通報・投稿の削除」の対象となるコンテンツの代表例を挙げてみましょう。知らずに投稿したあなたの書き込みが、実はコンテンツ規約に違反しているかもしれませんよ。
「Facebookコミュニティ規定」に記載された項目
現在のコミュニティ規定に挙げられている項目は、以下の11項目。詳しい内容については、ぜひリンク先の本文をご一読くださいね。
暴力と脅迫/自傷行為/いじめと嫌がらせ/差別発言/露骨なコンテンツ/猥せつコンテンツ/実名制とプライバシー/知的所有権/規制されたアイテム/フィッシングとスパム/セキュリティ
「Facebookコミュニティ規定」より
ちなみに、『暴力と脅迫』では「公共の安全への脅威があると(Facebookが)見なした場合」とあったり、『猥せつコンテンツ』にも「ヌードの表示についても制限(中略)ただし、ミケランジェロのダビデ像や授乳中の母親の写真など、個人にとって重要な意味を持つコンテンツをシェアする権利は尊重します」といったように、線引きの難しい問題はまだまだ多くあるようです。
Facebookコミュニティは多様であり、一部の人にとって不快または不適切と思われるようなコンテンツでも、削除またはブロックの対象とならないことがあります。このため、Facebookでは各ユーザーが他のユーザーやFacebookページ、アプリケーションなど、不快な内容を非表示にしたり、ブロックしたりすることができます。
はっきり「アウト」と明言されているもの
とはいえ、はっきりと「アウト」であると明文化されているものもあります。知らずにこうした投稿をしてトラブルになってしまわないよう、注意したいところですね。
基本的には
といったように、法的・社会的な基準に照らしてアウトなものは、ネット上でも当然ダメということ。常識の範囲内ではありますが、改めて再確認しましょう。
また、「他のユーザーに繰り返し一方的に友達リクエストやメッセージを送信することは、嫌がらせと見なされます」のようにフェイスブックのシステム面に根ざしたコミュニティ規定項目もあります。こうしたことからも、利用者としてはしっかり内容を読んでおくべきです。
Facebookコミュニティ規定 [Facebook]