『イオンスマホ』のブランドで格安スマホを提供しているイオンが、2015年春夏モデルとして新たに3機種を発表。まだまだ海外メーカー製端末が多い格安スマホシーンにあって、「VAIO」「ソニー(エクスペリア)」「京セラ」という日本ブランド端末が同時に3機種も登場する運びとなりました。
イオンスマホ2015春夏モデル3機種の背面。左より「Xperia J1 Compact」「VAIO Phone VA-10J」「KYOCERA S301」
3月から4月にかけて順次リリースされる注目のイオンスマホ端末を、発売日が近いものから順にご紹介していきましょう。
3月22日発売、無制限通信の「VAIO Phone」
まずはVAIOブランド初のスマートフォンとなる「VAIO Phone」です。性能面では、いわゆる格安の王道とも言えるミッドレンジ帯ですが、5インチ級のサイズとしては軽量な130グラムの重量、そして国内ではまだ多くない最新OSのAndroid 5.0を搭載しているのが特徴的。
また、イオンスマホのラインアップ内では「高価格・高スペック」の最上位に位置する機種とされており、通信容量無制限のプランを選択できるのもポイント。
硬安スマホ「京セラS301」は3月27日発売
VAIO Phoneの翌週に発売されるのが、京セラ製のタフネス端末「KYOCERA S301」。
こちらもミッドレンジ機で画面の解像度やカメラの画質が低めに抑えられているとはいえ、地上1.3メートルから落下しても耐える耐衝撃性能やバッテリー持続時間といった安心性能に優れた「硬安スマホ」です。日本メーカー端末で29,800円という本体価格も気になります。
格安おサイフケータイ「エクスペリア」は4月発売
「全部入り格安スマホ」と呼んでもよさそうなのが、4月発売予定の「XPERIA J1 コンパクト」。モバイルWAONをはじめとする「おサイフケータイ」が使える今回唯一の端末です。
「5インチ級もいいけど、もう一回り小さな端末が欲しい」というユーザーにも受けがよさそうなコンパクト端末。もちろんエクスペリアのブランド力もあって人気機種となりそうですね。
また、スマホ端末とあわせて中国ファーウェイ(華為技術有限公司=HUAWEI)製8インチタブレットに学研の学習コンテンツを収録した「学研がんばるタブレット」も発表したイオンモバイル。
従来のシニア層(同社いわくG.G世代)向けからさらに広いターゲットに向けた商品展開へと拡大する意思を強く感じさせるラインアップとなりました。
ますます低価格化、多様化が進んでいく格安スマホ。対する大手メガキャリアが今後どのような展開を見せていくのかにも、注目したいところですね。
イオンスマホ2015春夏新モデル(PDF) [イオンモバイル | イオン]