皆さん、今日の「おは用語」スタートでーす!
スマホを使っていると、周辺機器をワイヤレスで接続することがありますよね。こうした、機器同士を1対1のペアとして認識・接続させることを「ペアリング」と呼びます。この仕組みの代表格となる「Bluetooth(ブルートゥース)」を中心に、ペアリングとはどんなことなのかを見ていきましょう。
まずは機器同士が互いを認識する必要アリ
ヘッドセットやパソコンのマウス、キーボードなどを近距離無線でワイヤレス接続できる便利なブルートゥースですが、使い始める際には互いの機器を見つけて認識させる作業が必要。
機種によって手順は異なるものの、電波の届く範囲にある関係ない機器につながってしまわないよう、デバイスの名前を検出したり、合言葉(数字)を入力するといった、ひと手間が必要になることが多いです。このあたりは初心者にとっては面倒くさいと感じてしまうところなんですよね。
そんななか、一部の製品などでは、非接触通信のNFCを使ってタッチするだけでペアリングが完了するものも。あまり機械に詳しくない人でも簡単につなげられるのはとっても魅力的に思えます。
ちなみにiOS 8.2以降にアップデートされたiPhoneに自動インストールされる「Apple Watch アプリ」では、手動あるいはiPhoneカメラを使ったペアリングが可能。特にカメラでのペアリングはアップルならではの独特な仕組みですね。
スマホ+周辺機器に加え、テザリングにも
周辺機器の接続だけでなく、スマホのデータ通信をパソコンやタブレット、携帯ゲームなどに共有できる「テザリング」でもBluetoothを使うことができます。ペアリングを済ませた機器同士なら、Wi-Fiよりも省電力でのテザリングで可能なので、おぼえておくと便利ですよ。
Bluetoothテザリングのやり方はコチラの記事をどうぞ
スマホの世界では、「ペアリング」といっても「おそろいの指輪」っていう意味ではないんですねー。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
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