現在のスマホやタブレットには、アップルの『Siri』に代表される音声アシスタント機能が搭載されていますね。もちろんスマホと連携するアップルウォッチやスマートウォッチでも、手首に向かって話しかけることで音声での検索や入力が可能です。
・Siriに「今日は何の日」と聞くと「クリスマス」と答える!
・一言付け加えるだけ。SiriにGoogleMapsで経路検索させる方法
このように、Siriはまるで人間との会話のように質問に答え、交通機関の経路を教えてくれたり、時には自殺を思いとどまらせてくれるなど、まさに「iPhoneユーザーのアシスタント」と呼ぶべき存在。
ところで、iPhone以外のスマホではどうなのか、ここではSiri以外の音声アシスタントについても見ていきましょう。
Androidなら「OK、グーグル」
iPhoneと並んで普及しているAndroid端末では、「OK、グーグル」と声で呼びかけることで、検索などを利用することができます。
iPhoneとアップルウォッチの関係と同じように、Androidスマホと連携させたAndroid Wearスマートウォッチでも「OK、グーグル」に対応。
「OK、Google」を使う方法(Googleウェブ検索ヘルプより)
Androidユーザーは、ぜひ上のページを参考にして「OK、グーグル」を有効にしてみてくださいね。
Windows Phoneの「コルタナ」が期待大
ウインドウズフォンとは: ええっ、『Windows Phone』ってパソコンじゃないわけ?
長い沈黙を破り、今年ついに日本でも待望の新機種が発売される『ウインドウズフォン(Windows Phone)』に搭載されている音声アシスタントは、昨年のFIFAワールドカップ・ブラジル大会でちょっとした話題になりました。その音声アシスタントこそ、マイクロソフトのAI『コルタナ』。
なんとW杯全試合の試合結果をピタリと的中させてしまったという驚きの実績があるのです。そんなコルタナの実力は、サッカーファンならずとも上のまとめ記事で確かめてほしいところ。
さて、いずれのアシスタント機能にも「音声入力」や「音声合成」といったテクノロジーが使われています。その仕組みに興味がある方は、過去の解説記事もあわせてお読みください。
解説記事: 機械としゃべる?「音声合成」「音声認識」のハナシ
コンピューターであることを意識することが少なくなってきて、まさに「スマートデバイス」の時代を感じさせる音声アシスタント。これから使いこなしていきたい注目の機能ですよね。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!