このアプリは素晴らしい出来ばえです。なぜ今までこのアプリを使っていなかったのか、自分を責めたい。
『PlanPlus PLANNER』は、スマホ上で利用できるシステム手帳アプリの中では、おそらく現在もっとも優れているアプリの一つだと言っても、過言ではないでしょう。
もちろん、私が今まで利用してきた各種スケジュールアプリや、ToDoアプリも各々に良い出来だったのですが、本アプリはキラーアプリと呼ぶにふさわしいだけの作り込みがなされています。
カレンダー、タスク(ToDo)、メモの一元管理ができる
カレンダーアプリ単体、あるいはToDoアプリやメモ帳アプリ単体ということであれば、本アプリより使い勝手の良いアプリを、いくつか挙げることができます。
しかし、これらが機能的に連動(※後述します)でき、一つのアプリ内で完結できるという点において、本アプリは非常に優れているのです。
他にも「主要タスク」と呼ばれる、大きいくくりの仕事(プロジェクト)をリストアップするページや、「ミッション」と呼ばれる、さらに大きい目標(年間目標など)を設定しておくページもあります。
また、上の図のアイコンは覚えておきましょう。次の項目での操作がグッと楽になります。
ドラッグ&ドロップでスムースにタスク管理
本アプリを優秀たらしめているのが、この動作だと言えるでしょう。
普通のアプリの場合、「スケジュール」「ToDo(タスク)」などの項目は独立して管理されていますが、本アプリではそれぞれの「タスク」をスムースに移動させることが出来ます。
期限の決まっていなかったタスクに期日が設定された場合、あるいはそれを作業する時刻が決まった場合などに、非常に使い勝手がいいのです。
Googleカレンダーのない生活が考えられない筆者の一言
このアプリを試すまで、他のアプリを利用していなかった人の場合、特に問題を感じないと思われます。しかし、すでにGoogleカレンダー等を利用しており、本アプリと同期して利用する方の場合、気になるであろう点も一応あげておきます。
- Googleカレンダー上でスケジュールの色分けしている場合でも、この色分けは本アプリには反映されません。
- 本アプリからスケジュールを追加する場合、Googleカレンダー上では「10分前通知ON」に固定されてしまいます。
「タスク」アプリからの乗り換えに関しては、気になる点はないと思います。
その他注意点
最初アプリを開いた時には、いきなり英語で「本日の名言」が出てきて戸惑うかもしれません。
これはスワイプ動作をすれば、初期メニュー画面に移れますし、各項目の右上にある「Pマーク」からも同様に移動することが出来ます。
慣れてくれば、初期メニュー画面を飛ばして、各項目へ直接移れるようになると思いますが、慣れないうちはこれを覚えておいてください。
また「本日の名言」は、各自の「年間目標」などに置き換えることが出来ます。初期メニュー画面上で「ミッション」をタップし、「画面表示の設定」を「ミッションステートメント」に変更し、テキストを入力してください。
アラ探しをしようと思えば、細かい改良の余地は残されているようにも思われますが、それを置いてなお、強くオススメしたいアプリとなっています。
ぜひ一度、お試しいただきたいと思います。