節電アプリの真打ちが登場したんでしょうか?
年間ライセンス料1980円(30日の試用期間中は、無料で使えます)という、リッチな節電アプリが出てきましたよ。
スマホといえば、電池の容量が不足気味なところが、どうしても気になってしまうポイントですから、節電系アプリは要注目ですよね。TABROID でも、『ジュース・ディフェンダー』や『バッテリープラス』などのアプリを紹介してきました。
さあ、というわけで、『KINGSOFT 節電マスター』早速使ってみましたよ。
グラフィックが、とてもキレイですね。さすがに高級アプリだけはあります。どれほどの効果を持ったアプリなのか、期待が高まります。
節電モードは「通常」と「スーパー」が選べます。とりあえず、「通常」で様子見してみましたが、「通常」なんてフツーの響きのわりに、かなりストイックな設定でしたよ。
画面の輝度は10%で、非常に暗い。WiFiもキホン無効です。自分で、都度、WiFi接続を有効にしないと、WiFiに自動で繋いでくれることは無くなります。
本気度を要求されますね、このアプリ。
時刻によって、節電モードを切り替えてくれるのもいいですね。夜寝てる間は、がっつり厳しく節電してもらうってことで、「スーパー」に設定してみました。
他にも、自分で細かく節電対策を選べる「カスタム」もあります。
電池の残容量に応じて、充電モードが3種類用意されてたり、充電履歴を閲覧できるカレンダーが用意されていたり、節電対象から特定のアプリを除外するホワイトリストが使えたり、さすがに、年間ライセンス料1980円のアプリです。
ということで、その効果に期待しつつ、使用条件に差が出にくい夜間テストを決行しました(ただ、寝てただけともいう)。
結果は...
むむぅ。ちょっと予想外にバッテリーが減ってしまっているんですけど。
この日は、2本ほどアプリのアップデートがかかっていましたので、翌日再チャレンジしてみましたが、結果は変わらず。
筆者が普段使っている『ジュース・ディフェンダー』(有料版)の場合、朝の時点で残量70%台をキープしていますから、使用感にやや不便を強いられることを考慮すると、及第点は出しづらいところでしょうか。
自分でも細かく設定できますから、もう少しチューニングしていけば、少しは改善するかもしれませんが。
使用機種による個体差もあると思いますので、何はともあれ、まずは30日間の試用をしてみて、効果を確認してみていただければ、と思います。
利用時間:2日ほど
使用端末:HTC J ISW13HT
OS:4.0.3
バージョン:2.1.1
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発売元:キングソフト株式会社
更新日:2012.9.27
価格:1980円(年間ライセンス料)30日間試用可
対応機種:Android2.1以上
(田中宏和)