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この感動、この興奮が画面越しに皆さんにも伝わるでしょうか...?
上の写真、大画面のディスプレイでもなければもちろん印刷物でもありません。なんとこの高精細でスマホサイズの5インチ液晶ディスプレイなのです。高画質化の進むスマホ画面ですが、ここまでのクオリティのものには未だかつてお目にかかったことがありません。
このディスプレイの正体は、最新技術の総合展示会CEATEC JAPAN 2012にシャープが出展している最新の液晶パネルです。あくまで参考出品で実際の製品にも組み込まれていない状態での出品ですが、その圧倒的な解像度で来場者のド胆を抜きまくっています。さすがは液晶のシャープといったところ。
この液晶がどれだけ物凄い性能なのか、写真だけではわかりにくいので数字を使ってご説明しましょう。
この液晶パネル、5インチというサイズながらフルHD、つまり1,080×1,920ピクセルの表示能力を持っています。解像度にして443ppi。1インチあたり443画素という計算になります。
ちなみに雑誌など一般に流通している印刷物がだいたい350ppi相当、それに匹敵すると謳うiPhone4以降に搭載のRatina(レチナ)ディスプレイでも326ppiなので、今回のシャープ製高精細ディスプレイがいかに圧倒的かおわかりいただけると思います。
ニュースリリースによるとすでに生産は開始されており、10月より本格生産、スマホ向けの供給が開始されるとのこと。
これによってついにスマホの画面が印刷物をしのぐ高画質を獲得することになりそうです。これでさらにグラビアアプリ鑑賞がはかどるな...いやいや、電子書籍アプリや美術作品集などのラインアップのさらなる充実が期待できそうです。
(ワタナベダイスケ)
RSSブログ情報:http://www.tabroid.jp/news/2012/10/5hd-ceatec.html