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皇位継承問題について書いたところ、様々なご意見をいただいています。
その中で気がついたことをいくつか。
私は、日本を日本たらしめているもの、つまり、日本と韓国、中国など他の国との違いは何かと問われれば、日本とは象徴である天皇陛下がいらっしゃり、日本語を話すところと答えます。
天皇陛下と日本語が、日本という国のかたちの中心にあると思います。
ですから、私は、皇室の継承問題は非常に大きな課題だと考えてきました。
しかし、寄せられたご意見の中には、「なるようになる」「その時はその時」といったような、わりと軽く考えているようなものも少なからずあり、その数にショックを受けました。
同時に、皇室と国民との間の距離を縮めてこなかったことを与党の一員として深く反省しなければならないと思います。
もう一つが、旧宮家に対する認識です。
戦後、皇籍を離れた旧宮家のすべてが1430年に即位した後花園天皇の弟貞常親
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