日本が提出した核廃絶決議案が賛成144、反対4、棄権27で採択されました。
この決議案で日本は、二つの目標を達成しようとしていました。
一つは、立場の異なる国々の間の橋渡しを行い、「核兵器のない世界」の実現に向けて国際社会が一致団結して取り組むための共通の基盤を提供したいとの観点から、1か国でも多くの核兵器国に賛成、さらに共同提案してもらうことによって、核兵器国の核軍縮・不拡散へのコミットメントを再確認できる決議案にすること。
もう一つは、核兵器国に加えて、核兵器禁止条約に賛成した非核兵器国と賛成しなかった非核兵器国双方から共同提案および賛成してもらえる国を増やすこと。
しっかりと二つの目標を達成しました。
まず、昨年、決議案提出後に共同提案国となったアメリカは、今年は原共同提案国になりました。
さらに、昨年まで二年間採決で棄権したイギリスも原共同提案国に名を連ね、同様に二年棄権したフラン