日本人がフィリピンのダバオに移住を開始したのは1903年、そしてダバオにはかつてはアジアの中で最も日本人が多く住んでいたこともありました。
戦後、日系フィリピン人の中には、日系人ということが知られると迫害を受けるということから、山奥に逃れ住んだ人も多くいます。
その後、再び日系フィリピン人というアイデンティティが大切にされるようになりました。
そして、ダバオにはフィリピン日系人会インターナショナルスクールが設立され、日本語教育や日本式の教育が取り入れられるようになりました。
また、ミンダナオ国際大学(MKD)が設立され、幼稚園から大学までの日本語教育、日本式教育ができるようになりました。
また、ミンダナオではイスラム系の住民による独立闘争が長年続いていました。 そして、近年、ISの影響がこの地域にもおよび、ミンダナオ島のマラウィでは、国軍・警察と、ISとつながるグループとの間で武力衝突も起