平成29年度における自衛官の採用状況は、応募者数が93,174名に対して、最終合格者数29,211名、採用者数14,090名となりました。
部隊の中核となる陸海空曹を目指す一般曹候補生は計画通り約5,000名を確保しました。
他方、任期制の自衛官となる自衛官候補生の採用は、計画数約9,400名に対して約7,500名の採用にとどまりました。
その他、幹部候補生、航空学生、防衛大学校学生、防衛医科大学校医学科学生、防衛医科大学校看護科学生(自衛官候補看護学生)、高等工科学校生徒はほぼ計画通りの人数となりました。
平成30年度の自衛官採用対象人口(18歳から32歳)は1,881万人ですが、平成70年度には1,241万人まで減少します。
人口減少・少子高齢化が進展する中で、自衛隊は、装備品が高度化・複雑化し、任務が多様化・国際化しています。
そのためより幅広い層から多様かつ優秀な人材を確保するため