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2月4日に、米軍のF-22戦闘機が、サウスカロライナ州の沖合11kmのところで、中国の「監視気球」を撃墜しました。
同じような気球が日本上空でも2020年6月に発見されています。
アメリカは撃墜したのに、なぜ、日本は撃墜をしなかったのかという質問がありました。
自衛隊は、自衛隊法第八十四条、領空侵犯に対する措置で、外国の航空機が国際法規または航空法その他の法令に違反して我が国の上空に侵入した時は、必要な措置を講ずることができます。
しかし、2020年6月当時、私は防衛大臣を務めていましたが、この気球がどこから来たのか、どんなものか、詳細な分析が必要でした。
当時は、領空侵犯への対応ではなく、警察が対処すべき治安に関係するものであるかどうかの問題と考えられ、宮城県警がヘリコプターを出動させています。
今回、アメリカは気球を撃墜しましたが、その際初めて、過去に同じような気球をトランプ政権時に3
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