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農水省は、2007年度から国産バイオエタノール生産に関する補助を始めた。
2011年度まで続けられたこの「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」は、まったく事業の自立に結びつかなかったにもかかわらず、2012年度から「バイオ燃料生産拠点確立事業」と名前を変えてつづけられた。
そして、とうとう事業開始から7年がたっても補助金に依存した構造は変わらなかった。
そこで昨年12月に、自民党の無駄遣い撲滅プロジェクトチームは、予算の執行の停止と今後の事業の可能性の検証を提案した。
農水省は、ただちにバイオ燃料生産拠点確立事業検証委員会を立ち上げた。メンバーは、
塚本修 東京理科大特命教授 座長
沖本美幸 公認会計士
倉坂秀史 千葉大学大学院教授
左近靖博 新日本有限責任監査法人 シニアマネジャー
柴田明夫 株式会社資源・食糧問題研究所代表
この検証委員会に関して、農水省は結論めいたものをあらかじめ示したりせず
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