公益財団法人全日本不動産協会湘南支部の講演会「空き家をどうする」の冒頭でご挨拶をさせていただきました。
神奈川県と茅ヶ崎市での空き家の現状の説明もあり、高齢化と人口減少が進むなか、空き家問題について考える良い会になりました。
平成25年、日本全国の空き家率は13.5%。神奈川県ではまだ11.2%です。
茅ケ崎では総世帯数97,970のうち、空き家が9,810と約1割です。
空き家のうち最も多いのが賃貸用住宅で6,530と全体の3分の2。次いで入院などで長期不在だったり、相続中だったりという「不在の住宅」が2,430と4分の1。
売却用住宅は540、別荘などの二次的住宅は320です。
神奈川県内では鎌倉市に特色があり、別荘などの二次的住宅の空き家の割合が20%にのぼり、長期不在や相続中などの不在の住宅が全体の4割を占めます。
茅ケ崎市の空き家の4分の1は破損、腐朽があり、これは空き家状態が続