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現在、自民党の中には政調会長をトップとした財政再建のための特命委員会が立ち上がって議論が行われている。
一部のマスコミから、この特命委員会はどこまで本気なのかという声も聞かれるなか、委員会の中でも、政調会長に対して、この委員会は適当に流すのか、本気で財政再建をやるのかを問う声が出た。
それに対して、稲田政調会長が、本気で財政再建をやりきる、プライマリーバランスを2020年度までに黒字化するとはっきり言い切った。
さて、我々、自民党の行政改革推進本部は、先に内閣府が提出した中長期の財政見通しについて検証するように、この特命委員会から依頼を受け、行革推進本部の中に財政の中長期見通しの検討チームを立ち上げて内閣府の推計を検証した。
内閣府の試算では、このままでは経済成長ケースでも9.4兆円のプライマリーバランスの赤字が2020年度に残る。
「9.4兆円の歳出削減」という言葉があちこちで踊るが、内
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