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経済財政諮問会議で民間議員から、2006年の骨太の方針と今回の財政再建を比べて、今回のほうがはるかにきつい歳出改革、抑制に取り組むことになるという意見が出されたようだ。
2006年度の国と地方の重複を除いたSNAベースの歳出額は107兆円だった。
当時、2011年度までの計算上の歳出増加額は18.5兆円とされていた。これは107兆円を推定される名目GDPの伸びの3%で伸ばしていったものだ。
2011年度までに必要な歳出削減額は14.3兆円といわれていた。
今回は、2015年度の歳出額は115兆円。内閣府の試算ではそれを物価の伸び2%(厳密には平均すると1.9%)で伸ばすと16.1兆円。PB赤字が9.4兆円になるので、これを歳出削減で賄うと9.4兆円の歳出削減になる。
しかし、115兆円を2006年同様に3%で伸ばすと、必要な歳出削減額はもっと大きくなるではないか、歳出削減額は今回のほうが2
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