自民党の行革推進本部では、稲田政調会長からの依頼を受けて、旧「新国立競技場」プランの検証をしています。

1300億円という予算がどう決まったのかも検証の対象の一つです。

2012年3月末に、新国立競技場の「基本計画を策定するための資料作成支援業務」をJSCが公募し、都市計画研究所と久米設計の2社が応札し、都市計画研究所が受注しました。

設計条件の策定と都市計画の手続きへの対応が主な業務で、4月下旬に契約が行われました。

2012年5月に、JSCの有識者会議の下に設置された施設建築WGが、安藤委員長の提案を受けて、国際的なデザインコンペを行う意向を固め、最初の契約にはなかったデザイン競技の支援が都市計画研究所との契約に追加されます。

デザインコンペが追加された理由として、元のスケジュールではデザインが決まるのがオリンピックの立候補ファイル提出後になってしまうため、インパクトのあるデザインを持