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社会が荒れくると攻撃的な言葉や非難の応酬が繰り返されます。
しかし、一歩高みに上って「どんな人も、愛を差し伸べているか助けを求めているかのどちらかととらえることができる。」という(アティチュードナル・ヒーリングの)真理を思い出せば、自分に対する非難にも冷静に対処することができます。
「怖れ」から行動するのではなく「愛」を持って行動すれば社会は暖かく優しいものになります。
政治にもこの原則が当てはまります。
分断や非難のエネルギーを政治力に変える政治家と、統合や協調のエネルギーを共有しようという政治家では、そもそもの姿勢から違います。
...仮想敵を作って非難を繰り返せば、わかりやすいし白黒もはっきりします。一見して筋を通すようにも見えるでしょう。しかし、真理はそこにはありません。矛盾する様々な思いを一つにまとめるのは、骨が折れるしわかりにくい作業です。理解しあうということそのものが、大きな労力を要します。しかし、真の平和は、そこからしか生まれません。
切り捨てることよりも庇いあうことを。
離反することよりも協力することを。
紛争解決の科学にも随分と心理学のアプローチが組み入れられてきました。
具体的な事件について私たちは、まず古くからある「爬虫類脳」によって対処をしようとします。これは剥き出しの攻撃(性)や即座の逃走という本能的な行動を起こさせる脳です。
しかし、私たちの脳はそれだけをもっているのではありません。「人間脳」とは愛を感じる脳です。攻撃や暴力ではなく、理解と協力によって問題を解決するための智慧の詰まった脳です。
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衆議院議員 原口一博の「WANPAKU 日記」
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