こんにちは、苫米地英人です。先日の3月14日は、たくさんの方に生放送を見ていただきまして本当にありがとうございました。
次回は明後日の3月27日(水)21時〜22時放送を予定しております。
写真は、前回の生放送の1シーン。アシスタントのマリアムは、私が最高顧問を担当している最新英語脳育成プログラムを導入した世界で唯一の次世代英語教室「DEL」(Dr.Tomabechi English Laboratory)のチューターです。これから、この生放送によく一緒に出ることになると思いますので、以後お見知りおきを。
前回の放送は、皆さんが書き込んでくださるコメントを拝見したりもできて、私にとっても、とても楽しい体験でした。どうもありがとうございます。
前回は、皆さんからの質問をあまり拾うことができませんでしたので、今回は放送中に書き込んでくださる質問に答えていけたら、と考えています。また、悩み相談なんかも受けたりできたら、とも思っておりますので、もしよろしかったら、悩み相談のメール、下記にいただけたらありがたいです。
drtomabech@gmail.com
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さて、今回は“デキる男のノートのとりかた”を教えます。
まず、ノートをとるときに、ただ「とれ」と言われたから書くのでなく「何のためにとっているのか」と目的を明確にせねばなりません。書いたことをまとめるためか、誰かが話したことを記録しておくためか。しかし、そのノートにかかれていることはおそらく「誰かが話したことや書いたこと」でしょう。
結論から言います、相手の言葉をまとめたそのノートは、ノートでなくメモなのです。メモはいりません。あなたは、メモをとるのに一生懸命で、上司や先輩からの話がおろそかになります、そして思考停止にもなってしまいます。
話は少しずれますが、私は教育の場などでのノートのとりかたの指導も、本当に間違っていると思います。役に立たないからです。教師が黒板に描くことをそのままノートに書き写しても何の意味もありません。つまり学校で教えられたことは、書いたことを忘れないように記憶すること。すなわちそれは「メモ」のとり方であり「ノート」のとり方ではありません。もう1つ学校教育に関して言っておきたいのは、教科別にノートを分けさせているのは間違いだということです。
例えば、英語のノートを使って社会を学べば、英語で社会を考えられるようになります。関連づけて思考できるようになるのです。
学問はそれぞれの分野を独立で学ぶものではなく、すべて関連を持っています。なのに学校は教科別にわけて評価します。教科別に分けることによって認識の欠如(盲点)がうまれ、学問の関連づけができなくなるという弊害があります。
誤解なきように言いますと、私はメモがいけないと言っているのではないです、ただメモをとること(=記録・記憶すること)とノートをとるのは目的が違うとしっかり認識してほしいのです、メモを記録であると意識しているならば、おおいに意味があると思います。
本当のノートには何を書けばいいのか?
それでは、本当のノートには何を書けばいいのか?というと、「ノートには自分の考えたことを書く」でいいのです。上司や教師の言っていることに対する感想、疑問や反論をどんどん書くといいですね。
本当のノートの目的とは「自分の思考を活性化させるため」です。ノートが〝役に立つ〟というのは、「あとで見返して思い出す」ということでなく、「自分の人生が豊かになる」ことです。脳を活性化させるには自分自身が能動的な姿勢で自分の言葉を書き記してはじめてノートと言えるのです。
脳の機能から説明しますと、人間の脳が論理的な思考をしている時に主に働いているのは前頭前野外側部という部分です。
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