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ハックルさんの努力論 「津田ブロマガeXtreme」第3回目書き起こし(後半)
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ハックルさんの努力論 「津田ブロマガeXtreme」第3回目書き起こし(後半)

2012-12-05 15:27

     人間が最大の能力を発揮できるのは、自分のためではなく「身近な人のため」に頑張るとき。「ハックルさん」のニックネームで知られるベストセラー作家の岩崎夏海さんが、ジャーナリストの津田大介さんの生放送に出演した際に、持論を披露しました。(企画・制作:ドワンゴ)

     これは2012年10月17日のニコニコ生放送番組『津田ブロマガeXtreme(エクストリーム)』の一コマです。岩崎さんは、2009年にダイヤモンド社から小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(通称:『もしドラ』)を上梓し、200万部を超える大ヒット作となっています。

     視聴者からのコメントで、「良いスパイラルに入るまでは、ひたすら努力ですか?」という質問があった際に、津田さんは「僕もハックルさんも努力とは思っていないんです。生き残るために『やらなきゃいけない』という危機感ですね」と答えました。それを受けて、岩崎さんは次のように答えました。

     「『やりたい』って言っているうちは弱いんです。人間が一番パフォーマンスを発揮できるのは、結局、自分がやりたい時じゃなくて、人から頼まれて仕方なくやる時なんですよ。『この人のために頑張らなきゃいけない』と」

     その上で、日本のオリンピックの競泳チームのことを例に挙げて、次のように述べました。

    「1984年ごろは、『日本国民のために頑張れ』といったスローガンで長崎宏子さんが泳いだので、プレッシャーに負けて、メダルを取れなかった。その後、日本国民の期待を背負わせるのは重すぎるんで『自分のために頑張ろう』ということで、千葉すずちゃんが自分のために頑張ったら、やっぱり力が出なかった。国民のためでもダメ、自分のためでもダメだったらどうしようかっていう話になって、その後、『親しい自分の家族や応援してくれる人のために頑張ろう』となったら、その途端に強くなったんですよ。距離感が大事なんですね」

     放送ではこのほか、将棋の羽生善治さんが終盤になると指す手が震える理由、津田さんとAKB48が共通点など、次々と興味深い話題が繰り広げられました。『津田ブロマガeXtreme』では、今後も定期的に生放送をしていく予定です。

     
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