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コンテンツ「デフレ」脱却のカギは「定期購読」「津田ブロマガeXtreme」第5回目書き起こし(後半)
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コンテンツ「デフレ」脱却のカギは「定期購読」「津田ブロマガeXtreme」第5回目書き起こし(後半)

2013-02-01 18:08

     「カギとなるのは、ネットだろうが紙だろうが関係なくて、"定期購読"にあるんじゃないか」。ニコニコ生放送番組『津田ブロマガ eXtreme(エクストリーム)』が2012年12月20日に放送されました。この放送では、昨年9月にスタートした「cakes」を率いる加藤貞顕さんをゲストに迎え、津田大介さんと「コンテンツ業界が今後どうなっていくのか」をテーマとして話し合いました。(企画・制作:ドワンゴ)

     津田さんの新著『ウェブで政治を動かす!』が、アマゾンのKindleで1万ダウンロードされる中、とうとう日本にもKindleのタブレットが上陸しました。しかし、「Kindleのランキングで売れているのは、やっぱり安売りしている本ばっかり」(津田さん)だそうです。つまり、コンテンツのデフレ競争が起きているのです。

     津田さんは、ある地方新聞社で講演した時のことを例に挙げました。津田さんが、その新聞社の方に「県内でどれくらいシェアがあるか」を聞いたところ、「7割くらい」という答えが返ってきたそうです。現在、その新聞は最盛期から5万部ほど部数が落ちたということですが、部数が激しく落ち込んでいる週刊誌などに比べるとまだ良い方です。その上で、津田さんは以下のように持論を語りました。

    「だから、実は強かったのは、新聞とかを含めた定期購読というシステムです。ネットの方も安売りとか過当競争になっている中で、有料メルマガ、ブロマガみたいなものは、手堅く人を増やしていくということができている。カギとなるのは、ネットだろうが、紙だろうが関係なくて、定期購読にあるんじゃないかというのが見えてきた。だからこそ、cakesは可能性があるんじゃないかなって思うんですよね」

     これを受けて、加藤さんも「人々の習慣に入り込むというのが、定期購読のすごいところです」と同意していました。このほか放送後半部分では、掲示板「2ちゃんねる」の元管理人である西村博之さんが書類送検された件について、津田大介さんが詳しく解説しました。『津田ブロマガ eXtreme』では、今後も定期的に生放送をしていく予定です。

     
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