『ちょっと右よりですが・・』▼第25号:::今週のお題:::  
AKBのあの話題、写真一枚で3億円の損害!?
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◆このブロマガは・・・
1月12日にニコ生で生放送された「ちょっと右よりですが・・・」の
「花田紀凱編集長の週刊誌欠席裁判」のコーナーの一部を
文字おこしして
配信しております。
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これまでは取り上げたことないけど、
『ヤングマガジン』っていう
マンガ週刊誌が発売停止になっちゃったんだよ。
 
これね、全部配本も終わっていて、
1月12日くらいに発売予定だったんだけど
発売中止になったんだよ。
 
これはどうしてか?
AKBの河西智美ちゃんっていうのがいるんだってね?
実は、僕はよく知らないんだ。
AKBって言われても、誰が誰だか、正直、よくわからないんだけど。(笑)
 
この河西智美ちゃんが、AKBからの卒業を控えてですね、
ソロで写真集を出したんです。
 
その中に、こういう写真があって・・・。
 
要は、後ろにいる小さな男の子が、
智美ちゃんのおっぱいを隠しているんです。
この男の子はおっぱいを触っていて、
これがいかんと。そういうことですよね。
 
彼女の写真集が出るので、
その一部をヤングマガジンで紹介した。
他にも宣伝のために、新聞社とか色々なところに送っていて
『日刊スポーツ』あたりにも出てました。
 
僕としては、最初にこれを見た時は、
綺麗だな、となんの違和感もなかったけど
講談社に対して、
「これはとんでもない!わいせつだ!」
との抗議の電話があったようです。
それで、いきなり発売中止です。
 
ー:ー:ー:ー:ー
 
『ヤングマガジン』と言えば、67万部出てます。
 
そこが全部ストップ。現物は全部出来て上がっていて、
更に配本も終わっているのに。
 
『ヤングマガジン』は1冊330円だから、
単純計算しても2億2100万の損害。
そのほかに紙代、印刷代、運送費諸々加えたら、
それだけで5000万くらい掛かるだろうね。
 
さらにまだあって、広告費。
 
当然、この写真集を宣伝する広告が載ってますよね。
 
色々なスポンサーに約束して、
一度は載せるって言ったのに、それが載らないとなるとね…
これは、慰謝料って話にもなり兼ねないね。
 
長い付き合いが当然あるだろうから、
スポンサーも突然無茶な事を言わないと思うけど、
もしそういう話になったとしたら、賠償せざるをえませんよ。
 
全部で、だいたい3億円くらいの損ですよ。
 
『ヤングマガジン』にこの写真が載るか載らないかという話だけで、
3億円の損害がでる判断をした講談社も偉いといえば偉いけど、
この写真くらいで、販売中止するほどのことなのかな?
って、僕なんかは思うけど、どう思う思いますか?この点について。
 
こんな事で、雑誌が販売中止っていうのはね、
前代未聞じゃないかな。
 
雑誌が訴えられて、販売差し止め請求されたりするけど、
週刊誌の場合は、既に売り出しちゃってるから、
販売差し止めしても、3日間くらいで売れちゃって、
現実的には意味がないから、裁判所に請求だしても、
結局、却下されてしまいますね。
 
これで、もし写真集そのものも出版できなかったら、
その損害もまた莫大だよね。
 
写真集自体はどうなるのかな?
写真集としてならば出版は大丈夫なのかな?
 
でも、この写真は載るわけだよね。
買いたい奴が買うわけだから。
週刊誌だって買いたい奴が買うんだけどね。
 
ー:ー:ー:ー:ー
 
男の子のこの手がダメってことなのかな。
でも、河西智美ちゃんのおっぱいも乳首も見えてないですねよ。
 
乳首は見えちゃいけないから、
ここに星印なんかつけてさ、そういうこと雑誌ではよくやりますね。
今回みたいに、乳首も見えてないし、
これが「ダメだ!」となったら、
『アサ芸』なんか、たちまち販売禁止になりますよ。
 
こうなったら、この写真集、見たくなってくるよね。
これで、かえって売れるかもな。
いわゆるステルスマーケティングみたいだね。
 
(--ここで ニコ生アンケート --)
 
▼出版差し止めの必要があると思いますか?
・禁止しなくていい:63%
・禁止すべきが36%
 
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禁止すべきっていう人に理由を聞きてみたいな。
子供だからとありますけど、
これがもし大人だったら、もっといやらしいよ。
子供はお風呂で、よくこういうことやるじゃない。
 
僕は、今回の件については、
講談社のこの英断というか、その経緯とかを知りたいね。
 
こういうときに『噂の真相』があるとなあ、
あの雑誌だったら、そういうことをやってくれるだろうと思うけど、
あの雑誌は、残念ながらもうないからな。
 
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 ■「ちょっと右よりですが」編集部より
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ー■編集後記■ー
 
日本は規制だらけだと言われる。
言論の自由、表現の自由のラインはグレーであり、
こういった事件で論争が起こったら、
ぜひラインをきっちり引いて欲しい。
 
出版側が一度は、OKだしていたくらいだから
児童ポルノへの抵触は
問題になることを恐れて多くの日本人が
内にこもっているように思われます。
 
著作権で大きな問題があることを承知で、
それでも、youtube買収を進めた、米google社。
もし勝手に掃除機が動いて、何か問題が起こってはいけない…考え、
自動掃除機を開発販売しなかった国際メーカー。
それを尻目に、軍事技術を転用して、
「ルンバ」という自動掃除機を製造販売して大ヒットさせた
米国のiRobot社。
 
アイデアを持ちつつ製品化しない日本と、
製品としてアイデアを実現させている米国。
 
米国の起業家が持っている、
衝突を恐れないマインドを見てると
昨今の日本人の活力の無さを改めて感じてしまいます。
 
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