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●大分県豊後大野市地域編集長 ひょうたんくんの記事をご紹介します!
これは、鹿肉を使ったハヤシライス。
大分県佐伯市宇目町のカフェ&レストラン「Ryuo(リュオ)」の名物、鹿のハヤシライスだ。
カフェ&レストラン「Ryuo」といえば、何と言っても、「トトロのバス停」が目印。
ここは、宇目町の「轟」地区。
でも、嬉しいことに「轟」と書いて「ととろ」と読む。
そのうえ、この地は、のどかな里山風景が広がり、あの「猫バス」がやってきそうな佇まいだ。
そんな地だけに農作物を荒らす厄介なイノシシや鹿に悩まされもする。
カフェでは、そんなイノシシ肉や鹿肉が、オーナーシェフの矢野かおりさんの手で、
お洒落なジビエ料理に変身する。
食材としてイノシシや鹿を捕獲するのは、ジビエを知り尽くしたハンターのご主人。
「秋にどんぐりを食べたイノシシが旨いんです。
発情期になると体力を使うから美味しくないんです」とジビエの旨さも知り尽くしている。
だからといって、ここはジビエ臭がただようなことはない。
野性味など微塵も感じられない。そんな雰囲気とは無縁の、おしゃれなカフェだ。
この日オーダーしたのは、ドリンクと野菜サラダが付く鹿肉のハヤシライスセット。
捕獲状況はもちろんだが、血抜きや冷却等の瞬時の初期処理がいいから、
臭くもなければかたくもない。
程よい弾力のおかげで、噛めば噛むほど、
「これでもか」とでも言いたげに肉の旨味、肉のコク深さが口の中に広がる。
メニューには、カレーもあったが鹿肉のカレーはメニューにはない。
ご主人に尋ねたら「一応試作はしたけど、合わないというか、
美味しくないのでカレーはないんです」と。
ジビエにこだわるから、当然野菜も自家栽培の無農薬。
米は宇目産でケーキの甘味は自家採取のハチミツといったこだわりよう。
それに界隈の四季の山野草が季節感を漂わせる。
セットメニューのドリンクは、コーヒー、紅茶、ミルク、抹茶ラテなどから
お好みをチョイスできる。
やっぱりここにもトトロです。
抹茶ラテは、自家製ハチミツのコク深い甘さが嬉しい。
隣接の、これまたアニメの世界に出てきそうな小さな小屋は、
オーナーご夫妻の娘さんが営む手作り雑貨「Ryuo」。
市外の作家さんたちの作品も並んでいる。
■メニュー(抜粋)■
・鹿のハヤシライス700円(☆)
・猪丼(漬物・ほうじ茶付き)1000円
・猪丼セミコース(ドリンク、サラダ、デザート付き)1300円
・ピザ800円(☆)
・香味野菜カレー700円(☆)
・今日のパスタ(3月17日)
小柱ときのこと春キャベツのアンチョビソースパスタ700円(☆)
・今日のリゾット(3月17日)
小柱ときのことにんじんのリゾット700円(☆)
・今日のおやつ
和のおやつセット600円
洋のおやつセット700円
・フルコース(3500円~)
前菜、スープ、サラダ、鹿ステーキ、ライスorパスタ、デザート、ドリンク
なお、鹿ステーキは単品2500円だが、断然コースがおススメ。
(☆)セットメニュー、セミコースメニューがあり、
セットメニューはドリンクとサラダ付き1000円。
セミコースはドリンク、サラダ、デザート付き1300円。
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森のレストラン「Ryuo」
住所:大分県佐伯市宇目大字南田原 ととろ
電話:0972-54-3502
営業時間:9:00~18:00(予約~22:00)
定休日:無
席数:14席、テラス8席
駐車場:20台(無料)
※大分県豊後大野市地域編集長 ひょうたんくんの記事はこちらから読めます。