サフランの町の、カウンター8席・お裾分けランチ

●大分県豊後大野市地域編集長 ひょうたんくんの記事をご紹介します！

大分県竹田市の歴史の道の、静かな佇まいの中に、
小さなお食事スポット、喫茶＆ランチ「さふらんごはん」がある。

一押しは、店名がそのままメニューになっている日替わりランチ「さふらんごはん」。
これにコーヒーが付いて800円とは、嬉しいグッドコスパ。

オーナーは、岡鶴堂印刷所の野々下昇策さん（70歳）で、料理を担当するのは寿美子さん（65歳）。

カウンター8席だけの小さな店だけに、
とても気さくな寿美子さんとの会話が料理を一層美味しくしてくれる。

まず運ばれてきたのが、冷奴に椎茸と大根、タケノコ、
ニンジンの煮物、蕗の薹の煮びたし、サラダ。

酢味噌和えは、こんにゃくと菜の花、ワケギだ。そして手前の左端は苺の寒天。
一品一品すべて寿美子さんの手作り。

「すごいボリュームですね」と言うと寿美子さんは
「ご近所さんや馴染みの方から旬野菜や山菜などをたくさんいただくの。
だからそれを皆さんにもお裾分けするのよ」と。

そしてこの日のメインは、サフランライスのハヤシライス。
サフランの町として知られる竹田市ならではだ。

大分県竹田市の歴史の道を歩くと、風情ある静かな佇まいが出迎えてくれる。
見どころ、歩きどころ満載の、まさに癒しの道だ。

昭和62年にメロディートンネルとして改修された
「廉太郎トンネル」もそんなヒーリングスポットの一つ。
トンネル内に入るとセンサーが反応し、荒城の月など、滝廉太郎作曲のメロディーが流れる。

トンネルを潜り抜けると、滝廉太郎記念館のある通りに。

滝廉太郎記念館だ。

喫茶＆ランチ「さふらんごはん」は、その一角にあることから、
遠来の方々のまち歩きの際の、お立ち寄りスポットだ。

店の隅っこに置かれたノートには、その日訪れた方々の感想が書かれていたほか、
後日届けられたお礼の手紙や絵葉書なども貼り付けられていた。

ここは、寿美子さんの温かい手料理もだが、
初対面でもすぐに馴染める寿美子さんとの会話もご馳走なのだ。
まさに「カウンター8席のおもてなし」だ。

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喫茶＆ランチ「さふらんごはん」

住所：大分県竹田市竹田（滝廉太郎記念館前）
電話：[phone]（岡鶴堂印刷）
営業時間：11:00ー16:00
定休日：毎週木曜日
席数：カウンター8席
駐車場：3台（竹田商店街活性化無料駐車場利用可）

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