●東京都板橋区地域編集長 田原誠司の記事をご紹介します!
「焼くための魚」をプロが焼く!
東京都板橋区中板橋の『惣菜処 日乃出屋』をご紹介。
『日乃出屋』は、この店だけをどこの町に持っていったとしても、
たちまち周囲の空気を「懐かしの……」に一変させるパワーを持つ店だ。
▲おいしいものしか置かれていない
テレビ東京の『出没!アド街ック天国』で
『ランキング4位:おかず天国』として紹介されたことからもわかるように、
地元のお母さんたちにとってなくてはならない店、それが『日乃出屋』だ。
▲煮物は100グラムあたり100円から。
▲『中辛さけ焼き』(180円)
▲自家製のタレをつかった照焼。お酒が恋しい!
▲『中辛さけ焼き』と『卯の花』(おから、300グラムで250円)
鮭は「焼き」も「塩」も絶妙の加減。
▲田舎煮(300グラムで300円)
温かいうちに食べてれば当然おいしいし、冷蔵庫で冷やしてもいける一品。
焼きちくわ、ちくわぶ、薩摩揚げ、ジャガイモ、こんにゃく、山クラゲ、
はす、イカ、タケノコと具だくさん。味を出すために豚肉も。
■板橋区の地域編集長・タハラの一押しは『にしん塩焼き』(300円)
▲「焼くプロ」が焼いたんだから、うまくないはずがない
にしんは小骨があるため、食べる人を選ぶ魚かもしれない。
しかしワタクシは力説したい。
「『日乃出屋』のにしんを喰え!」と。
▲でかい!
▲重い!
計測してみると全長30センチ、重量281グラム(もちろん個体差あり)。
身が詰まっているから、一食分のおかずとしては多すぎるくらいだ。
▲お腹には卵が!
にしんの卵……そう、正月の『数の子』になるアレですよ。
こちらも取り出して測ってみると、16センチ・91グラムもあった。
にしんは別名を『春告魚』といい、3月から5月にかけて産卵のために北海道の西岸に近づく。
つまり、卵が育ちきる「旬」は、いまなのだ。
▲よりおいしくいただくために、羽釜でごはんを炊きました
■店主の蓮原成紀さんにうかがった
蓮原さんは『日乃出屋』の二代目店主。
1954(昭和29)年創業というから、地元の食卓を守り続けて今年で61年になる。
先代から受け継いだ味だから『卯の花』や『田舎煮』のおいしには納得できる。
では、日乃出屋の焼き魚はなぜうまいのか?
答えづらい質問だろうなあ、と思いつつ聞いてみると、即答でした。
「焼くために魚を仕入れているからです。うちは刺し身用に仕入れて残った魚を焼くのではなく、最初から焼くことを目的に仕入れますから」(蓮原さん)。
地元・中板橋のお客さんについても聞いてみた。
「魚が値上がりしたときに、仕入れのランクをすこし落としたことがあるんです。
そうしたら売れ行きがガタッと落ちちゃいました。
元のランクに戻しても、売上が回復するまでには時間がかかりましたよ」だって。
中板橋のお客さんって厳しいのね。
その経験を乗り越えてのいまだから『日乃出屋』の焼き魚がおいしいんですね。
▲蓮原成紀さん・美恵子さんご夫妻
▲お向かいは漬物の『坂井善三商店』
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『惣菜処 日乃出屋』
住所:東京都板橋区中板橋17-1
電話:03-3961-0653
営業時間:930分~19時
定休日:不定休
※店頭販売のみ
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(※価格はすべて税込みです)
「焼くための魚」をプロが焼く!
東京都板橋区中板橋の『惣菜処 日乃出屋』をご紹介。
『日乃出屋』は、この店だけをどこの町に持っていったとしても、
たちまち周囲の空気を「懐かしの……」に一変させるパワーを持つ店だ。
▲おいしいものしか置かれていない
テレビ東京の『出没!アド街ック天国』で
『ランキング4位:おかず天国』として紹介されたことからもわかるように、
地元のお母さんたちにとってなくてはならない店、それが『日乃出屋』だ。
▲煮物は100グラムあたり100円から。
▲『中辛さけ焼き』(180円)
▲自家製のタレをつかった照焼。お酒が恋しい!
▲『中辛さけ焼き』と『卯の花』(おから、300グラムで250円)
鮭は「焼き」も「塩」も絶妙の加減。
▲田舎煮(300グラムで300円)
温かいうちに食べてれば当然おいしいし、冷蔵庫で冷やしてもいける一品。
焼きちくわ、ちくわぶ、薩摩揚げ、ジャガイモ、こんにゃく、山クラゲ、
はす、イカ、タケノコと具だくさん。味を出すために豚肉も。
■板橋区の地域編集長・タハラの一押しは『にしん塩焼き』(300円)
▲「焼くプロ」が焼いたんだから、うまくないはずがない
にしんは小骨があるため、食べる人を選ぶ魚かもしれない。
しかしワタクシは力説したい。
「『日乃出屋』のにしんを喰え!」と。
▲でかい!
▲重い!
計測してみると全長30センチ、重量281グラム(もちろん個体差あり)。
身が詰まっているから、一食分のおかずとしては多すぎるくらいだ。
▲お腹には卵が!
にしんの卵……そう、正月の『数の子』になるアレですよ。
こちらも取り出して測ってみると、16センチ・91グラムもあった。
にしんは別名を『春告魚』といい、3月から5月にかけて産卵のために北海道の西岸に近づく。
つまり、卵が育ちきる「旬」は、いまなのだ。
▲よりおいしくいただくために、羽釜でごはんを炊きました
■店主の蓮原成紀さんにうかがった
蓮原さんは『日乃出屋』の二代目店主。
1954(昭和29)年創業というから、地元の食卓を守り続けて今年で61年になる。
先代から受け継いだ味だから『卯の花』や『田舎煮』のおいしには納得できる。
では、日乃出屋の焼き魚はなぜうまいのか?
答えづらい質問だろうなあ、と思いつつ聞いてみると、即答でした。
「焼くために魚を仕入れているからです。うちは刺し身用に仕入れて残った魚を焼くのではなく、最初から焼くことを目的に仕入れますから」(蓮原さん)。
地元・中板橋のお客さんについても聞いてみた。
「魚が値上がりしたときに、仕入れのランクをすこし落としたことがあるんです。
そうしたら売れ行きがガタッと落ちちゃいました。
元のランクに戻しても、売上が回復するまでには時間がかかりましたよ」だって。
中板橋のお客さんって厳しいのね。
その経験を乗り越えてのいまだから『日乃出屋』の焼き魚がおいしいんですね。
▲蓮原成紀さん・美恵子さんご夫妻
▲お向かいは漬物の『坂井善三商店』
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『惣菜処 日乃出屋』
住所:東京都板橋区中板橋17-1
電話:03-3961-0653
営業時間:930分~19時
定休日:不定休
※店頭販売のみ
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(※価格はすべて税込みです)
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