●大分県豊後大野市地域編集長 ひょうたんくんの記事をご紹介します!

e1c9f537cb65b9825b491eba6c51d2fb07ab62c2

大分県の豊後大野市朝地町、竹田市を縫う国道442号で久住高原へ、
そして県道669号へと走ると、そこは「ぐるっとくじゅう周遊道路」です。

県道669号は、別名「阿蘇くじゅう公園線」で、
青空と豊かな緑がまぶしい絶景ロードです。

73c13d0f00cd6925f32942a5758c5332aa3d106a


誰もが寄りたくなる温泉やグルメスポットが満載なのが嬉しい。
県道669号から、さらに直入町を経て県道621号へと走ると、道路は新緑に覆われます。

d07cea5ca2f3874e6664caa216bcc7ebfd05241c


県道621号沿いは、日本名水百選の男池湧水群に象徴されるように、
水と緑豊かな里、水が生まれる里で、ビリッと刺激的な天然炭酸水の宝庫でもあります。

庄内町阿蘇野では、その天然炭酸水を汲んで持ち帰ることができる採水場が点在。

7857026d74e39e791448bf0b505e23f0193d9b03


県道621号沿いには、お楽しみスポット、週末だけのカフェがあります。
道路沿いの大きな白いコーヒーカップが目印の、カフェ「山びこ」。

d4ad23c7a5dff725ea78ad914849c57088716f74


天然炭酸水の水出しコーヒーが人気で、市内外に多くのファンが。

41bc07a1e2e12d9e8f1e6a75054751cf07fbba8f


オーナーは、山口県下関市在住の渡辺保さん(70歳)初子さん(64歳)ご夫妻。
毎週末の土曜日、日曜日は、カフェをオープンさせるため、下関から帰省している。

カフェの一番人気は、水出しコーヒー。
スキッとクリアなさっぱりした口当たり。

e1473ca5c2b6a7d9e04259b9d2e47ed83e5d34bf


木のたくましさ漂う天井やアートな壁に心が和みます。

36d47487b610572897f4ce0a5b5704f58399cc48


コツコツと静かに響く栗の木の床がいい。
ゆったりとして心和む空間だ。

bbad7c43e0f47bd631bd9559ed836bebc5a775d7


それだけに、相席も楽しからずや、です。

c2a56845c3a1255deeea5faed3fe7d6634d6ee96


カフェの傍らには、大きなウォータードリップが備えられていて、
一つから20人分のコーヒーが抽出されます。

b57a75b04031c1d075fa9340679c702f8d58a520

コーヒーの抽出には9時間を要するそうで、
ご夫妻は、オープン前日の金曜日に帰省し、コーヒー抽出などの準備にかかり、

土曜日の夜は、再び日曜日のためのコーヒーを抽出する。

原則一日40杯限定の炭酸水水出しコーヒーなのです。

736893034695f7cc8cc2eac15abbe267f669a111


この時期、道路に面した軒下も最高。

d699ce9e702b85145cd2dcec12cb077670538654


会社員だったご主人の保さんは、退職後はここでシイタケや無農薬野菜の栽培に取り組む。
農業に無縁だった方がいきなりシイタケ栽培ですか、というと
「亡くなった義弟の後を継いだんです。それに近所の方が指導してくれましたから」と保さん。


聞けば、今年1万2千個のシイタケの駒を打ったとのこと。

食事メニューは、シイタケや無農薬野菜がふんだんに使われているのも、山びこの自慢。

コーヒーを味わい、相席となった常連さんや、
「ここで話すと癒されるんですよ」というオーナーさんご夫妻との会話を楽しんだら、
帰り際には、心の中で「下関との往復の道中、どうぞ無事故で」と祈るのが常となっています。



■メニュー■
水出しホットコーヒー350円
水出しアイスコーヒー500円
紅茶300円
ココア300円
カレーライス(コーヒー・サラダ付き)750円
お袋(季節)定食500円
椎茸ご飯定食500円
団子汁定食(コーヒー付)600円

______
カフェ山びこ

2eb7a8baa456dd189dc9223a2adfc96c52020631

住所:大分県大分市庄内町阿蘇野3416-1
営業時間:9:00~17:00(売切れあり)
営業日:土曜日、日曜日(念のため事前の電話確認を)
席数:イス12席、小上がり6席
駐車場:10台



※大分県豊後大野市地域編集長 ひょうたんくんの記事はこちらから読めます。