偉人を門人に持つ「薬丸自顕流」をきみも体験せよ！

●鹿児島県鹿児島市地域編集長 さつま忍者の秀の記事をご紹介します！

【鹿児島市吉野町】

薩摩に伝わる代表的な剣術、島津家御留め流の「東郷示現流」と
西郷隆盛や大久保利通ら明治維新を作り上げた偉人を門人に持つ「薬丸自顕流」。

武道にあまり馴染みのない方はご存じないかと思いますが、
薩摩には２つの「じげんりゅう」があります。

今年5月から名勝「仙巌園」にて、「薬丸自顕流」の実演と体験を行っています。

薩摩の古武道、これらは時代劇や小説などで取り上げられたりはするものの、
年に1度の鹿児島県古武道大会以外ではなかなか一般の方の前では披露される事はありません。

一般の方が直に目にできるだけでも珍しいのに、
指導者からの手ほどきを受ける場ができたというのは非常に貴重なんです。

独特の気合いから繰り出される強烈な一撃。
相手の受ける刀ごと腹の下まで斬り下げたと言われる「じげんりゅう」。

▲「抜き」と呼ばれる技です。

体験者の傾向を伺ってみると、わりと女性の方が喜んで体験していかれるようです。

「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産になろうとしている事で盛り上がる鹿児島。
幕末の流れには「薬丸自顕流」の活躍も充分にありました。

ぜひこの機会に名勝「仙巌園」に足をお運びいただき、
伝統ある薩摩の古武道に触れてみてはいかがでしょう。

※2015年6月はあと【21日12時～15時】で開催予定です。
　その後は不定期、お問い合わせは『仙巌園』にお願いします。

■名勝『仙巌園』[磯庭園]
　住所／鹿児島市吉野町9700-1
　入園時間／8:30〜17:30
　入場料／大人(高校生以上)1,000円　小・中学生500円

仙巌園HP
仙巌園FBページ

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