●東京都板橋区地域編集長 田原誠司の記事をご紹介します!
東京都板橋区志村の『自家焙煎珈琲屋 カフェ・ベルニーニ』(以下『ベルニーニ』)を紹介。
(アメリカ視点で)「第三の波が来てますよ」という意味合いで、
『サードウェーブコーヒー』が静かな流行となっている。
「産地や処理方法、流通経路などの『豆の質』を重視する」
「一杯ずつドリップする」のが、その特徴。
『質の重視』は歓迎すべきこと。
これは『ベルニーニ』が前の世紀からやってることだ。
この店のコーヒーについて、味や香りを説明する必要はない。
「飲めばわかる」「コーヒーの『よさ』を知りたければここへ」で十分だ。
『ベルニーニ』のオーナー・岩崎俊雄さんの半生はコーヒーの香りに包まれている。
10代から飲食の仕事に就くことを望んでおり、
調理師・栄養士の学校を卒業するとフランス料理の世界へ。
勤めたお店の業績は右肩上がりだったが『セントラルキッチン(集中調理施設)』を導入し
効率化を図る経営方針に違和感を感じたのが23歳の頃。
そんな折、お客さんから声をかけられる。
「九段下にあるコーヒーの店を大きくするのに力を貸してほしい」
その店であらためて「コーヒーっておいしいんだな」と実感し、30歳までその店の店長を勤めた。
その後、専門学校の同窓生からの求めに応じ、誰もが知る大手コーヒー会社に転職。
焙煎から店舗の指導まで「内勤以外はすべて」を経験し、
『喫茶経営学院』の学院長まで勤められた。
1999年に『ベルニーニ』を開店、物件探しには苦労されたそう。
1杯のコーヒーを提供するプロセスで、豆を粉に挽いたときの香りで1回、
抽出したコーヒーの味の確認でもう1回、岩崎さんは2度のチェックを欠かさない。
「同じ豆でも、固さや湿度によって『ベストの焙煎』が変わってくるんです。
明日の焙煎に活かすため、どうしてもチェックしちゃいますね」と岩崎さん。
岩崎さんは「おいしい・まずい」の軸でコーヒーを語らない。
個人の嗜好によるからで、目指すのは「よいコーヒー・さらによいコーヒー」だと。
『よいコーヒー』についてうかがうと、3つの条件を教えてくださった。
1:品質のよい生豆
2:生豆の特性に合った焙煎
3:焙煎した豆がフレッシュであること
この3つの調和が取れていることが大切だそう。
しかしここまでは『ベルニーニ』の豆ならクリア済のこと。
その豆を各家庭でおいしく飲むためのポイントについて
「なんでも聞いてください。家庭でおいしいコーヒーを飲んでいただくことが
私の使命だと思っていますから」と岩崎さん。
『よいコーヒー』を知るために足を運んでほしい店、それが『ベルニーニ』だ。
■自家焙煎珈琲屋 カフェ ベルニーニ
お店のページは → こちら
住所:東京都板橋区志村3-7-1
電話:03-5916-0085
営業時間:13時から19時
※土曜日は販売のみ。飲食はできません
定休日:火曜日、水曜日
※禁煙
※価格は税込みです

東京都板橋区志村の『自家焙煎珈琲屋 カフェ・ベルニーニ』(以下『ベルニーニ』)を紹介。
(アメリカ視点で)「第三の波が来てますよ」という意味合いで、
『サードウェーブコーヒー』が静かな流行となっている。
「産地や処理方法、流通経路などの『豆の質』を重視する」
「一杯ずつドリップする」のが、その特徴。
『質の重視』は歓迎すべきこと。
これは『ベルニーニ』が前の世紀からやってることだ。

この店のコーヒーについて、味や香りを説明する必要はない。
「飲めばわかる」「コーヒーの『よさ』を知りたければここへ」で十分だ。



『ベルニーニ』のオーナー・岩崎俊雄さんの半生はコーヒーの香りに包まれている。
10代から飲食の仕事に就くことを望んでおり、
調理師・栄養士の学校を卒業するとフランス料理の世界へ。
勤めたお店の業績は右肩上がりだったが『セントラルキッチン(集中調理施設)』を導入し
効率化を図る経営方針に違和感を感じたのが23歳の頃。
そんな折、お客さんから声をかけられる。
「九段下にあるコーヒーの店を大きくするのに力を貸してほしい」
その店であらためて「コーヒーっておいしいんだな」と実感し、30歳までその店の店長を勤めた。
その後、専門学校の同窓生からの求めに応じ、誰もが知る大手コーヒー会社に転職。
焙煎から店舗の指導まで「内勤以外はすべて」を経験し、
『喫茶経営学院』の学院長まで勤められた。

1999年に『ベルニーニ』を開店、物件探しには苦労されたそう。


1杯のコーヒーを提供するプロセスで、豆を粉に挽いたときの香りで1回、
抽出したコーヒーの味の確認でもう1回、岩崎さんは2度のチェックを欠かさない。
「同じ豆でも、固さや湿度によって『ベストの焙煎』が変わってくるんです。
明日の焙煎に活かすため、どうしてもチェックしちゃいますね」と岩崎さん。
岩崎さんは「おいしい・まずい」の軸でコーヒーを語らない。
個人の嗜好によるからで、目指すのは「よいコーヒー・さらによいコーヒー」だと。
『よいコーヒー』についてうかがうと、3つの条件を教えてくださった。
1:品質のよい生豆
2:生豆の特性に合った焙煎
3:焙煎した豆がフレッシュであること
この3つの調和が取れていることが大切だそう。
しかしここまでは『ベルニーニ』の豆ならクリア済のこと。
その豆を各家庭でおいしく飲むためのポイントについて
「なんでも聞いてください。家庭でおいしいコーヒーを飲んでいただくことが
私の使命だと思っていますから」と岩崎さん。
『よいコーヒー』を知るために足を運んでほしい店、それが『ベルニーニ』だ。



■自家焙煎珈琲屋 カフェ ベルニーニ
お店のページは → こちら
住所:東京都板橋区志村3-7-1
電話:03-5916-0085
営業時間:13時から19時
※土曜日は販売のみ。飲食はできません
定休日:火曜日、水曜日
※禁煙
※価格は税込みです
※東京都板橋区地域編集長 田原誠司の記事はこちらから読めます。