神の力を宿すと言われ、世界を創ったともされる伝説のアイテム・『ドフス』。
その力は使う者によって壮大な善にも、強大な悪にも変化する。
大陸最大の国家である「ボンタ」の女王ザベルは、ドフスの力を得て世界の征服を目論んでいた。
虐げられる民は何も知らずにその生命力を搾取され続ける。
エボニー・ドフス(黒のドフス)の化身、ドラゴンのアザラールに守護されるザベルに抗う者など現れることはなかった。
平和な田舎に住む料理好きな少年、ウェルシュはアザラールからの襲撃と、そこから助けてくれたジョリスの出現によって大きな運命の流れの中に身を投じることになる。
そして、ウェルシュを付け狙うシェダーの存在が彼の境遇をさらに複雑なものにしていく。
ウェルシュは冒険の中で、仲間たちの助けを受け、少しづつ真実を受け入れ、世界を救う大きな責任を認識し、シェダーやザベルと対峙していくことになる。
目の前の手が届くところに強大な力があったらどう使うのか。
自分にとって大切なものは何か、守るべきものはなんなのか。
少年が出した答えは?
世界は救われるのか?