【小ネタ】クラフトビールとウイスキー

小規模生産者による、日本産クラフトビールは90年代後半に「地ビール」として隆盛を迎えたことを覚えています。

ところがその当時、ベルギーのシメイ各色を中心に(歴史のある)欧州ビールが注目され、なお流行だった黒ビール「生ギネス」が、最初は限定店に生供給。

そのうち地方の小さなこだわりBARでもそれが飲めるようになり、ドイツのヒューガルデン、キリンのハートランドと生供給が行われるようになると、「ピルスナー、旨い」から「それビールじゃないし」まで、語られるようになり、国産地ビール会社は250社から100社程度にまで減少しました。

90年代後半の地ビールブームは、歴史ある欧州ビールを知ることで淘汰されたと言っていいでしょう。