閉じる
閉じる
×
新企画「ガチ・テイスティング」
これまで長々と「認識論」や嗅覚・味覚を中心とした「感覚器」についての解説(?)を書いてきました。そろそろこれらを「テイスティングの方法論」としてまとめ上げて、実際に実践していかねばならない段階だと思います。
とはいえこれもやはり、どこまでいっても不特定多数の他者の心情を細部詳細に至るまで、正確に認識するということは叶わない以上、結果的には、私が個人的に抱く感情として「快い」、しかも必死に頑張っても最大限に私が「快い」と思える(テイスティング)方法論を提示することしか出来ないわけです。
それでもここまで、「認識システムの仕組み」から学んだのは、我々が「対象に抱いた感情」には、ことごとく「理由(判断材料)がある」ということでした。
判断材料と感情がセットになって、初めて目の前の対象を認識できる。これは我々が人間である以上、他に選択肢を持つことが許されない、生
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。