• このエントリーをはてなブックマークに追加

加藤トキオさん のコメント

今日、入会して。はじめてコレ読んで、イキナリ目が覚めた!あざす!!
No.1
93ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田玲司のヤングサンデー 第127号 2017/3/20 「夢追い人」は最後にどうなるのか?問題 ─────────────────────────────────── 先日、沖縄のある島を車で走っていたら、自転車に乗った人が何か「大きな生き物」を引っ張っていました。 その生き物はなんと「白馬」でした。 馬と言うにはまだ小さく、ロバよりは大きい。しかも真っ白で長毛。なんともV系なたたずまいです。 その人が何者なのかは全くわからなかったんだけど、白馬と言えば女の子達が夢見た「私を見つけてくれる王子様」の乗り物です。 そんなスペシャルな生き物が、沖縄の小島で自転車に乗った男に引っ張られていくのは、なんか複雑、かつ面白い情景でした。 「夢見る少女」が「たられば地獄」に晒されている時代を象徴するようなシーンだな、なんて思いながら、今回の「夢見るのは最高主義」のラ・ラ・ランドの話をずっと考えてました。 〜「夢を追いましょう主義」ってどうなの?問題〜 そんな「夢追い原理主義」はおかしい、という人もいます。 確かに、人はそれぞれなのだから「夢を追わなければいけない」なんて押し付けるのも変な話です。 夢なんか持っても、実際は叶うはずはない、なんて分かっているくせに、大人は子供を見ると必ずと言っていいほど「将来は何になりたいの?」なんて「夢」を聞き出そうとする。 そして、その子供の年齢が小さければ小さいほど、大きな夢を語ることを期待する。 「僕は総理大臣になる」だの「イチローになる」とか言うと大人は喜びます。 「僕は公務員」とか言うと「今時の子供は夢がない」とかいい出す。 そのくせ、大学生くらいになった人が「将来はイチローになる」とか言っていると「いい加減に現実を見なさい」なんていい出す。 なので、この国では「子供の頃に夢を語り、大きくなったら堅実な将来設計を語る」のが定番になっている。 そうは言っても普通に生きていたら、ある時「素敵なミュージシャン」を見てしまったり「素晴らしい映画や漫画」なんかに出会ってしまうことがある。 そんな時に「いいなあ、私もやりたい」なんて思うのは当然でしょう。 目の前にそれを叶えた人が歌っていたり、素晴らしいコンテンツが沢山あると「自分にできないはずはない」と思ってしまうのも普通の話です。 そんな気持ちになった人が「そのための努力」を始めた時、いくら「その夢」が叶う確率が低くても、その人の努力をバカにするのは、やっぱりおかしいよね。 何かを始めようとして努力をしている人を「お花畑(ドリーマー)」とか「スイーツ」とか言って嘲笑する人には「本当は自分も挑戦したいと思ったけどできなかった」という思いがあるのかもしれないどね。  
山田玲司のヤングサンデー
ラブコメ漫画「Bバージン」で「モテるためにはどうしたらいいか?」を描き、対談漫画「絶望に効くクスリ」で400人近くの著名人と対談してきた漫画家山田玲司がその多彩な経験と圧倒的な知識を元に「テレビでは語られない角度」で恋愛、社会問題、漫画、映画、音楽、人生とは何か?など様々な問題を切っていきます。