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つのこさん のコメント

(連投・長文コメント失礼します)
それと…おかげさまで、今日めちゃめちゃ久しぶりに 未完成だった自分の描きかけの絵に手を加え、スケッチブックに新しいイラストを書くことができました。気負わず自然にペンを走らせて描いた時間は、今まで感じたことがないくらいとても楽しかったです。
レイジ先生のおかげです^^ 本当にありがとうございます。
No.2
52ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田玲司のヤングサンデー 第268号 2019/12/16 向いていない競技 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ とにかく人生は不公平に満ちている。 見た目や親の資産、生まれた土地、諸々の才能は、基本的に「生まれつき」決まってる。 努力や選択の余地もないので、これは「運」としか言いようがない。 ディスカバリーレイジチャンネルで「人生の構造」について考えてて思ったのは、この「運の問題」だった。 世の中には「生まれながらに足の速い人」がいるし「生まれつき本が読めない人」もいる。 例えば「生まれつき足の速い子」がいて、その子の親がスポーツ選手か何かで「足の速いこと」が最高の価値だと思っていたらその子は運がいいと思う。 ところが。そういう親の家に「読書が好きな子供」が生まれる事もある。 速く走る事なんかより本を読む事が好きで、本を読んでいるだけで親は「この子は部屋で本ばかり読んでいる」と、嘆いたりする。 「自分が苦手なもののレース」で自分の価値を決められるのはかなりしんどい。 【出る気のない競技に出される】 僕は「体育の授業」というのが大嫌いだった。 喘息があるので、寒い日なんかに運動すると、とたんに呼吸困難になる僕は、そもそも「身体を鍛える」なんて事ができない。 なので当然どんな競技に出されても良い結果なんか出ない。 ところが「その場」は運動神経のいいヤツが偉い、という価値観が支配していて、相手の事情がわからない連中が「出来ない人」をバカにして笑う。 学校という場所は「自分に向いている競技」を発見する場所でもあるので、体育の機会があるのはいいと思う。 でも明らかに「向いていない」とわかった時は、無理にその競技をやらせる必要はないだろう。 日本に生まれると無条件で9年間も「体育」につき合わされる。高校まで入れると12年だ。 「健康のため」とか「いずれ良さがわかる」とか言う意見もありそうだけど、僕には無駄で不快感だけを残した時間だった。 【チャーリーとチョコレート工場】 この問題を見事に扱った映画がある。 小説が原作の「チャーリーとチョコレート工場」だ。 この作品には夢のチョコレート工場を見学する「親子たち」が登場する。 多くの親が「自分の偏った価値観」で子供を教育(支配)していて、子供たちは「その価値観」を疑うことはない「洗脳状態」にある。 他の子より何でも優秀である事を母親に求められた少女は「人に負けないため」に何年もガムを噛んでいる。 それぞれが「親の求める価値観」で他の子をバカにする。 何が自分に向いているか?なんていう選択肢は与えられないまま「親の思うまま」に育てられている気の毒な子供達。 そんな「選べない競技」に出されている「ペット」にされた子供と、それを「いいこと」だと信じている哀れな「飼い主」 そんな親子を見事に風刺している。 思い切り笑える映画だけど、語られている事は深刻で笑える話ではないと思う。 「他の子より優秀かどうか」という価値観で育った子供は、大人になってから「この人は私より優秀かどうか?」という目で出会う人を常に「審査」「評価」する人になる。 チョコレート工場の主人公の男の子は、幸いにも「人に優しいことが価値である」という家に育っている。 彼の家は貧しいけど、そんな彼の価値観が幸せを生んでいく話になる。 【それぞれの競技】 人はそれぞれ「人間を計るモノサシ」を持っている。 そのモノサシには色々あって「収入」で人を計る人もいたり、「見た目」だけで計る人もいる。 色々な要素を考慮した「総合評価」であるのは基本だけど、どのモノサシが重要かはその人によって違う。 もちろん「人の価値は見た目で決まる」というモノサシを持ってる人がいてもいいと思う。 でも、もし自分が「見た目の事」なんかより「キノコに詳しい事が大事」という人だった場合、「見た目モノサシ」の人に合わせて自分を測る必要はない。 「モノサシ使用」の最大の問題は、競技に出る気のない人達まで「自分のモノサシ」で計って優劣をつけようとする「病」だろう。 【イケてるやつ】 最近はあまり聞かれなくなったけど、ある時期から「イケてる」という評価がモノサシの主流になった。  
山田玲司のヤングサンデー
ラブコメ漫画「Bバージン」で「モテるためにはどうしたらいいか?」を描き、対談漫画「絶望に効くクスリ」で400人近くの著名人と対談してきた漫画家山田玲司がその多彩な経験と圧倒的な知識を元に「テレビでは語られない角度」で恋愛、社会問題、漫画、映画、音楽、人生とは何か?など様々な問題を切っていきます。