aid shelter top chairman yasuha

配信が遅くなりましたこと
心からおわびいたします

執筆しようとした時に
山川啓介先生の
訃報が飛び込んできました

先生との
お仕事は
いつも
とても
美しいのです

ファックスが
ガラガラっと
流れてくると

そこには
きらめくような
言葉が
あるのです

最後に
先生の自筆のサイン

「心を込めて」
と言っているような
サインでした

あまり数は多くありませんが
先生との
制作は
心の歴史の中に
深く刻まれています

私は
歌で哀悼したいと
思います

泰葉


小説
【下町二丁目十番地】

父に捧ぐ



ここに、
一枚の写真がある。
黄ばんだ景色の中に、
父と母と私がいる。

元三島神社の境内。
千歳飴を持った私、

私の鼻は、
上野動物園の
ゴリラより
広がっている。


人気者だった父が
七五三の
家族記念を

aid shelter top cher man 
yasuha


夏が好きです
青い空　広い海
鵠沼海岸の自然は
心を癒してくれます

ここにきて
私はPTSDの
症状が少しづつ
和らいでいるのを
感じます

と同時に
病状は深刻であったと
痛感しました

過去に縛られていた自分を
解放し
そして
新しい私と
向き合っています

どうか
皆様も
お心をお大事にしてくださいませ

yasuha



小説
【下町二丁目十番地】

父に捧ぐ

第二章 1

チーーーン

我が家の始まりは、
仏壇の
リンの音から
始まる。


立ちこめる
線香の香り。

粛々とした
仏間に
真打登場。


祖母の読経が
開幕する。

日蓮宗の
経文を唱える
祖母の節回しが、
おかしくって
たまらない。

それは、
どこか、
浪曲に似て
大げさである。


南無妙法蓮華異境…

一通りの唱えが
終わると、

aid shelter top cher man yasuha



恋人ができました
奇跡の恋です

虐待を受けていた頃
こんなことが
あるなどと
夢にも
思っていませんでした

夢
希望

いつも
忘れませんでした

だから
神様が
くれた
プレゼント

そう思って

愛を
信じてみます

愛を
感じてみます

みなさまも
諦めずに

未来を
じっと
見つめてください

幸せは
誰にでも
平等です

そして
虐待をしたものには
必ず
罰がくだります

刑罰がかせられるのですから

一発でも
殴られたり
怪我をしたら
すぐに
警察に連絡してください

ご近所の方も
おかしいと
思ったら
通報してください

強く
お願いします

yasuha


【泰葉の落語
源平盛衰記】


松居一代とかけまして

いつも
慌てふためいている
おばさんととく

その心は

船越苦労、、、
取り越し苦労、

aid shelter top cher man
yasuha


鵠沼海岸で
執筆しています

ここが
私の
新天地となりました

空は青く
広々として

風は
潮騒を
運びます

人々の
心は
暖かく
優しく

私は
暖かさの
中で
幸せに
暮らしています

ここが
私にとっての
シェルターに
なりました

穏やかに
人生を
再開しています

みなさま
ご購読いただき
本当に
ありがとうございます

家族との別れ
そして
新しい
出会い

人生は
本当に
素晴らしいと
感じます

これからも
よろしくお願いします

yasuha



【下町二丁目十番地】
第１章3

根岸の家は全焼し、
水道の鉛管だけが
残っていた。


洗濯をしていた
割烹着姿の
祖母に
兵隊姿の
父が
突然現れ
こう言った。


「母上、ただいま戻りました」


その母は
息子を
抱きしめ、
言葉にならぬ
涙とと