GGP神園×セクシー齋藤 - アールの部屋 第21回 放送後記

アールの部屋、第21回が無事終了しました。

今回は格ゲーイベントと影で支える実況者をお呼びして普段
語られることのない苦悩や裏話を伺いました。

アーク系のゲームを中心に公式の舞台でマイクを握ることの
多い神園氏は自分と同じくプレイヤー出身の立場からプレイヤー
として活動しつつ、実況者としての活動もしており共感する
部分は多々ありました。

セガ社員としてイベントを盛り上げるセクシー斎藤氏は店舗社員
からの下積みと経験を重ねてイベント実況者としての知名度が
上がっていったとのことでその経緯は非常に興味深いものでした。

自分もカプコンゲームの実況をよくさせていただいていることから、
実体験をもとに質問や悩み、意識の変わったタイミングなどを
お二人に聞いていきました。同じ立場の存在が少ないということも
あり、誰にも聞けなかったこと、相談できなかったことを共有して
いく感覚でした。

定義するのが難しい実況者という存在を見ている方にも伝わるように
語っていくのは新しい試みでした。しかし得たものは大きかったと
感じています。

ひょうひょうとした印象の強い神園氏ですが、真面目に実況論を
語る姿は珍しかったのではないでしょうか。プレイヤーとして今なお
活躍しながら実況とのバランスをとるそのスタンスは非常に参考に
なりました。

本番前から非常に緊張しているとおっしゃっていたセクシー斎藤氏は
始まってみればさすがのトーク力で緊張を微塵も感じさせませんでした。
メーカーの立場からユーザーとの関わり方やそれゆえの苦悩など、
聞いているだけでも涙腺が刺激されました。

番組の後半では不意に出た「格闘家」というワードから大きな脱線が
起こりましたが、現場に居合わせた金子APによって素晴らしい方向に
話が進んでいきました。

まさかこのタイミングで伝説の人物に触れることになるとは………。

実況者としては後進の育成や今後の展望なども話すことができて、
自分も刺激を受ける回となりました。イベントの主役はあくまでも
プレイヤーであり、裏方である実況者にスポットをあてた回でしたが、
多くの視聴者に受け入れられたことを喜ばしく思います。

なかなか珍しい実況者が集まっての記念撮影。
またこうした機会を持てればと願います。