先日もお伝えしましたが、開発チームに向けた「お礼メッセージ」企画が現在、『FFXI』のブログ『ちぇりーまかろん+1』にて実施されています。メッセージの受け付けから1ヵ月が経過し、その後の様子が気になっている方も多いと思います。そこで、この企画のいまの状況を、ブログの管理人であり、企画の発起人でもあるTarumaruruさんにうかがいました。
――あらためて、今回の企画の趣旨をお聞かせください。 Tarumaruru これまでにいくつかのMMORPGをプレイしていますが、そのなかで『FFXI』はもっとも長いあいだ遊んでいるタイトルになりました。「完結シナリオの実装をもってメジャーバージョンアップを終了する」と発表するMMOはとても珍しいです。そんなメインストーリーの完結という区切りのタイミングで、『FFXI』プレイヤーとして、なにか記念になるようなものを形に残したいと思ったことが、今回の企画を思いついたきっかけです。もともとはリンクシェルメンバーやフレンドたちと、ごく内輪で作る予定でした。『FFXI』チャンネルさんにお声掛けいただいたこともあり、皆さんにも呼びかけさせていただく運びとなりました。 ――募集を開始しておよそ1ヵ月が経過しました。現在の状況を教えてください。 Tarumaruru 現時点では、引退された方を中心に50通前後のメッセージをいただいています。それらのメッセージは、本当に楽しかったことを表しているものばかりです。『FFXI』で知り合ってご結婚されたとか、人生にどのように影響があったとか、自身の出来事とともに振り返っていらっしゃる方が多いです。コンテンツ周りに関しては「つらかった」と言う意見も多いですが、おおむね「それもいまはいい思い出」と懐かしんでいらっしゃいますね。現役の方々からのメッセージは「本当に終わるときまで遊びます」との内容がほとんどです。「『FFXI』が大好きだ」という気持ちが伝わってくるものばかりで、うれしいです。 ――企画を始めて、インゲームなどで反応はありましたか? Tarumaruru 「キャラクターを削除したので戻ることはできないけど楽しかった」というメッセージを送ってくれていたフレンドが、ウェルカムバックキャンペーンでキャラクターが復活できたらしく、戻ってきてtellをくれました。メッセージを読んで「もう会えないんだな」とさみしく思っていたので、思わず画面を二度見しました(笑)。 ――受付の締め切り日である12月11日まで1ヵ月を切りました。ブロマガの読者および『FFXI』プレイヤーに向けて、ひとことお願いします。 Tarumaruru 今月の“もぎたてヴァナディール”で開発チームから「『FFXI』が終わるわけではない」との発表がありましたので、まだまだインゲームで冒険を続けられそうです。メインシナリオを終えた感想や開発チームへのごあいさつ、「ここをこんな風にしてほしい」など、皆さんのいろいろな声を開発チームに届けられればと思いますので、ぜひご参加いただけたらうれしいです。
メッセージの受け付けは、2015年12月11日(金)いっぱいまで。『FFXI』を愛するすべての方々にとって、開発チームに自分の気持ちを伝えるまたとない機会です。『ヴァナ・ディールの星唄』の最終章を終えて大きな感動に包まれている方はとくに、感謝の思いを乗せたメッセージをこちらから送ってみてはいかがでしょうか?