以前「#30 スマホもいいけど、PCもね」というのを書いたんですが、その後、思うところがあったので今日はその続きです。

 #30 のテキストを書いたのが2017年1月で、よく見たら今年の3月もPCとスマホの事について書いていました。ここしばらく僕の興味はそこに偏ってます。大は小を兼ねるように、PCはスマホを兼ねると思っているので、若者世代がPCを沢山所有するようになってもっと賢くなってもらわないと色々と困るんです。と同時にそもそもニコニコはCGMのサイトなので、PCを所有する人が増えてもっとクリエイターが生まれて欲しいと思っています。

 加えて去年の6月頃から『PUBG』というゲームの担当になったので、PCでゲームをする人というのが増えた方が助かるのです。PCでゲームを遊ぶ場合、今は「steam」というプラットフォームが市場をほぼ独占していまして、このプラットフォームを通して『PUBG』を始めとする様々なゲームを購入することになります。少し前に話題になった『Super Bunny Man』も「steam」ですし「GTA5」のようなAAAタイトルも平等に陳列されています。安いものだと数百円で長く遊べるゲームもあったりするので、このメリットを吸収するようにコンシューマー機でもダウンロードタイトルの中に「steam」と同じゲームが売られ始めています。SEGAがかつてやろうとしていた「ゲーム図書館」が現実の物となっているわけです。

 ニコニコ超会議では「何かやりたい事ないの?」と聞かれたので「PCでゲームを遊べる事を意外と知らない人が多いと思うんで、4人CO-OPや4人対戦のPCゲームが遊べるエリア作るのどうですか」と口頭で応えたらスルッと企画が通ってしまい、超プレイエリアというブースの担当になって、来場者にひたすらPCゲームを体験してもらうということを2日間やっていました。これも前述した通り、PCを所有するという事にもっと前向きになってほしいと思ったからで、その草の根運動としてやっていました。こういう地道な事やるのって後で効いてくると思うんですよ。