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むしマガ Vol.385号 2017/5/28【クマムシ研究クラウドファンディングの実践とその解析(後編)】
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むしマガ Vol.385号 2017/5/28【クマムシ研究クラウドファンディングの実践とその解析(後編)】

2017-05-28 18:01
     こんばんは、すっかり初夏の陽気が漂う今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。日も高いし、今が一年のうちで最も過ごしやすい時期ですね。

     先日、むしマガでもおなじみバッタ博士こと前のウルド浩太郎博士の新著『バッタを倒しにアフリカへ』が出版されました。友人だから言うわけでは無く、本当に面白いです。まだ読んでいない方は、とりあえず僕とブルマー小松がHONZに書いたレビューを読んでみてください。

    クマムシ博士のレビュー

    ブルマー小松のレビュー

     このメルマガの読者の中で、これを読んでもピンとこない・・・という人は、まずいないでしょう。ええ。

     個人的には、ああ、負けていられないな、と思いました。バッタ博士に負けないくらい、狂って生きたい。そんな気持ちにさせてくれただけでも、バッタ博士には感謝です。

     HONZのレビューでは書ききれなかったことなどもあるので、本のネタバレにならない程度に、機会があればちょっとここで書くかも。

     それでは、今回も前回に続き、今回もクマムシ研究クラウドファンディングについての記録と考察を書きました。

    ★むしコラム「クマムシ研究クラウドファンディングの実践とその解析(後編)」

     成功に終わったクマムシ研究クラウドファンディング。ただ、実際に経験してみて、もっとこうすべきだった、という点もあった。ちょうど昨日はacademistの柴藤さんとも話し合いを持ったので、これらを踏まえて、効果的なクラウドファンディング活動をおくために心がけておくことを書いていく。

    ・クラウドファンディング開始前の準備

     ファンディング期間中の広報コンテンツは、クラウドファンディングの成功を左右する。この広報コンテンツというのは、ブログ記事だったり、SNSでのつぶやきだったり、何かしらのイベントだったりする。

     広報と言っても、別に「支援お願いします!」といったような呼びかけのことではない。むしろこういうお願いをやりすぎると、逆効果である。ブログ記事やSNS投稿であれば、自分の研究内容や、それと関連する研究分野の知見の紹介や解説をするのがよい。イベントであれば、誰かとのトークイベントなどがよいだろう。

     ブログ記事などは、1週間に1つくらいの頻度で投稿するとなると、クラウド期間中で合計10記事ほどが必要になる。これだけ記事を投下すれば、1本か2本の記事が拡散して多くの人に読まれるだろうし、クラウドファンディングの支援も集まりやすくなる。

     ただ、 
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