小沢代表や森議員ら「国民の生活が第一」の議員団が、現地時間の10月17日から19日にかけて、ドイツを視察しました。2022年に向けて脱原発へ舵を切ったドイツの取り組みを調査するためです。これに津田さんが率いる「ネオローグ」の小嶋裕一記者が同行取材しました。小嶋記者のいるドイツと東京・高円寺のネオローグの事務所をネット回線で結び、小嶋記者と津田さんがテレビ電話をする形式で、3日連続で現地レポートが生放送されました。その第1回になります。
森議員の説明によると、視察初日となる17日に、小沢代表らと会談したアルトマイヤー環境大臣は次のように話していたそうです。
「どこよりも優れた技術を持っている日本という科学技術立国で、福島第一原発の事故が起きたことで、ドイツ国民は非常にショックを受けていて、原子力発電はもう続けられないという結論に達しました」
このとき小沢代表が、日本の主要政党で「脱原発」を掲げている政党が数少ないことを説明すると、大臣は「日本はすでに脱原発しているんじゃないの?」と、けげんそうな表情を浮かべたということです。森議員は津田さんに、ドイツの事情をこう解説しました。
「日本の原発は、特別に2基だけが再稼働しているだけで、あとは全部止まっている。ドイツでは今も9基の原発が稼働しているため、ドイツ人には『日本の方がドイツより脱原発が進んでいる』と思っている人が多くいるのです」
放送ではこのほか、ベルリン郊外にある太陽光発電所を視察する小沢代表らの様子がVTRで紹介されました。全文書き起こしは以下の通りです。